【言葉遣いのマナー(その2)日常会話も改善 Language etiquette (part 2) Improve your everyday conversations】ボイスブログ20
※ ラポール・ボイス(元スピリット・ボイス)は、ネガティブなことを考えてしまいがちな目の前の意識を、「1、2、サーン」の掛け声で、自分の後ろ斜め上30センチに飛ばし、俯瞰の意識で心を開放して話すボイストレーニングです ※
「よろしかったでしょうか?」の違和感
「以上でよろしかったでしょうか?」って、よく耳にしますね。
この表現を聞いて、なんだか違和感を感じる方も多いはず。
これ、なぜ違和感があるのかというと、現在のことを聞いているのに、過去形を使ってしまっているからです。
正しい言い方は「以上でよろしいですか?」。
現在のことを尋ねるので、きちんと現在形を使いましょう。
「〜じゃないですか?」はちょっと厚かましい?
次は「〜じゃないですか?」という表現。
これもよく使われますが、実はこれ、「相手に同意を求める」ニュアンスが強い言葉なんです。
例えば、「私って朝弱いじゃないですか?」と言われても、「知らん!」という気持ちになりませんか?(笑)
この表現には、「当然、私の意見に同意してくれますよね?」という厚かましいニュアンスも含まれているので、注意が必要です。
「でもね」の使い方に注意!
「でもね」という言葉も、ついつい使いがちですが、相手の話を否定して、自分の意見を押し出してしまう接続詞です。
こんな時は、「でもね」の代わりに、
- 「うーん、そっか」
- 「そうね」
といった柔らかい表現を使うと、相手との会話がもっと円滑になるかもしれませんよ。
今日から言葉遣いをアップデート!
日常的に使う言葉だからこそ、ちょっとした工夫で印象がグッと良くなります。
ぜひ、今日から意識して使ってみてくださいね!
池本美代子YouTubeチャンネル youtube.com/@miyomin
※ 俯瞰で話すボイストレーナー 池本美代子 ※
「ラポール・ボイス」は、「俯瞰(ふかん・上から全体を見る)」に意識をおいて話すボイストレーニング法です。
「意識を変えるだけで勝手にいい声になる」ラポール・ボイスは、あなたがさらにあなたらしくなるボイストレーニングです。