【受け身ってどういうこと? What do you mean by passive?】日本語レッスンJapanese lesson 185
受け身って聞くと難しそう?
「受け身」と聞くと、英語の文法を思い出す人も多いかもしれません。
「ああ、ややこしそうだな」って思いますね。
今回は、そんな「受け身」の考え方を、説明していきます。
犬と猫の例文で見てみよう
ある方からの質問にあった例文がこちら。
「犬が猫にかまれた」
これが、受け身の文なんです。
なにが起こっているかというと、
- 猫 → かむ(働きかける側)
- 犬 → かまれる(受ける側)
つまり、受け身とは「対象からの働きかけを受ける」ということ。
「かむ」が「かまれる」に変わることで、動詞の形が受け身になってるんですね。
主語を入れ替えるとどうなる?
では、視点を変えて、主語を猫にしてみます。
「猫が犬をかんだ」
これが「能動的な文」。
自分から働きかけている形です。
つまり、能動文と受け身文の違いはこうなります。
- 能動文:「猫が犬をかんだ」
- 受け身文:「犬が猫にかまれた」
「かむ」が「かまれる」に変わることで、主語の立場も逆になります。
ポイントはここ!
難しそうに見えて、実はポイントは2つだけ。
- 主語が変わる(猫→犬)
- 動詞の形が変わる(かむ→かまれる)
この2つを押さえれば、受け身の文もむずかしくないんです。
池本美代子YouTubeチャンネル youtube.com/@miyomin
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