【「う」「お」の発音練習で表情豊かに!Pronunciation practice of “u” and“o”】ボイスブログ46
※ ラポール・ボイス(元スピリット・ボイス)は、ネガティブなことを考えてしまいがちな目の前の意識を、「1、2、サーン」の掛け声で、自分の後ろ斜め上30センチに飛ばし、俯瞰の意識で心を開放して話すボイストレーニングです ※
「う」「お」の発音、苦手な方が多い理由
発音練習をしていると、「私、『う』と『お』が苦手なんです」と言われる方が結構いらっしゃいます。
特に「あいうえお」と順番に発音した時に、『う』と『お』の発音が曖昧になってしまう方が多いようです。
『う』と『お』の音には、口の形にちょっとしたコツがあります。
「う」「お」の発音は「丸い口」がポイント
「あ・い・う・え・お」と発音するとき、『う』と『お』は口が丸くなるのが正解です。
でも意外と、この丸い口を正しく作れていない方が多いんです。
一度鏡でチェックしてみてください。
もしかしたら「あいうえお」の全部の音を、口を横に引いたまま発音していませんか?
実は、これが『う』や『お』の音が曖昧になってしまう原因なんです。
「う」「お」の正しい口の形をチェック!
丸い口を意識して『う』『お』と発音してみましょう。
- 『う』の口の形は、小さく丸く
- 『お』の口の形は、縦に少し開けるような丸い形です
例えば「ありがとう」と言う時、『お』の口が横に引けていると、曖昧な音になります。
しっかりと口を丸めて、「お」「ありがとう」と発音してみると、その違いがはっきりと分かるはずです。
「う」「お」の口の形で顔の力を抜こう
実は、この「丸い口」を作ることで、顔の筋肉がリラックスし、スムーズに口が動くようになります。
「いつも頬や口元に力が入っていたなぁ」と感じる方こそ、ぜひ『う』『お』という発音練習にチャレンジしてみてください。
丸い口を作って『うお』『うお』と繰り返し練習すると、徐々に口元の緊張がほぐれていくのを感じられるはずです。
正しい「う」「お」で口を滑らかに動かそう
普段、なかなか意識して作ることのない丸い口の形。
練習を始めて、「こんな口の形、使ったことがなかったなぁ」と気づいた方は、一歩前進です。
ぜひ今日から『う』『お』の正しい発音を身につけて、滑らかな口の動きを手に入れてください!
池本美代子YouTubeチャンネル youtube.com/@miyomin
(俯瞰クラブは終了しました)
※ 俯瞰で話すボイストレーナー 池本美代子 ※
「ラポール・ボイス」は、「俯瞰(ふかん・上から全体を見る)」に意識をおいて話すボイストレーニング法です。
「意識を変えるだけで勝手にいい声になる」ラポール・ボイスは、あなたがさらにあなたらしくなるボイストレーニングです。