【「ために」と 「ように」 の違い “Tame ni” vs “You ni” – What’s the Difference】日本語レッスンJapanese lesson 169

「ために」と「ように」の違いって?

今回は、「ために」と「ように」の違いについてお話します。

どちらも目的を表すときに使う言葉なので、迷いやすいですね。
でも、実はしっかりとした使い分けがあるんです。

「ために」は、目的を実現するための意思

「ために」は、「〜するために」などの形で使って、明確な目的や意図があるときに使います。
たとえば、「みんなのために一生懸命働く」といったように、「◯◯のために◯◯する」という構造になります。
そこには、「目的を実現したい!」という強い意思が込められているんですね。

「ように」は、願いや希望が入った表現

一方で「ように」は、「〜なりますように」などの形で、「〜になりたい」「〜でありますように」といった願いを込めた祈願的な表現です。
たとえば、「先生のように日本語がうまくなりたい」のように、自分がそのような状態になることを望む気持ちが含まれています。

似ているようで、違う2つの言葉

この2つはよく似ていますが、違いを知っておいてください。

  • 目的をもって行動する → 「ために」
  • こうなりたい!という祈る気持ち → 「ように」

まとめ

「ために」は行動の目的、「ように」は願いや希望。
自分が何を伝えたいのかによって、どちらを使うかを選んでみてくださいね。

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