【いい声の出る場所 A place where your voice sounds good】ボイスブログ83
※ ラポール・ボイス(元スピリット・ボイス)は、ネガティブな目の前の意識を、自分の後ろに移動させ、心を開放して話すボイストレーニングです ※
まず顔に手を当ててみよう
まず、片手を広げて、ほっぺたに軽く当ててみてください。
そして、どの指のあたりで「言葉を作っている」感じがしますか?
薬指?小指?それとも親指?
実は、私は「親指のあたり」で音を作っています。
耳の下あたり、顔と首の境目のところですね。
「はひふへほ」で確認してみよう
「はひふへほ」と声に出してみてください。
この音は、顔と首のちょうど境い目ぐらい、つまり“口の中の奥の方”で作られる音です。
そして、この「はひふへほ」は息が漏れやすい音でもあります。
そこで、息を出さずに「はひふへほ」と言ってみてください。
どうですか?
声が少し奥の方で響いていませんか?
下腹の力がポイント
この時のポイントは、おへその少し下あたりに、グッと力が入っていること。
息を使わずに「はひふへほ」と言って下腹に力が入っていれば、大成功です。
奥で声を作ると変わること
今、いつもより声が違って聞こえませんか?
お腹に力が入り、息漏れがなく、口の奥で音が響いている。
これが「いい声」の条件です。
意識の位置で声も気持ちも変わる
以前お話ししたように、意識が前にあると気持ちは不安定でネガティブになりやすいですが、
意識が後ろに行くほど、ポジティブで安定した気持ちになります。
この“耳の下あたり”で声を作る感覚は、ちょうど自分の中心、「ど真ん中」に意識がある状態です。
そこから出る声は、自然で、落ち着いていて、あなた本来の「いい声」になります。
池本美代子YouTubeチャンネル youtube.com/@miyomin
※ 人生が好転するボイトレ 池本美代子 ※
「ラポール・ボイス」は、「俯瞰(ふかん・上から全体を見る)」に意識をおいて話すボイストレーニング法です。
「意識を変えるだけで勝手にいい声になる」ラポール・ボイスは、あなたがさらにあなたらしくなるボイストレーニングです。