【1、2、3で声が変わる! Get a Better Voice with “1・2・3″】ボイスブログ85
※ ラポール・ボイス(元スピリット・ボイス)は、ネガティブな目の前の意識を、自分の後ろに移動させ、心を開放して話すボイストレーニングです ※
不思議な掛け声「1、2、3(サン)」でいい声に
声を良くしたいと思ったら、繰り返し行う発声練習を思い浮かべるかもしれません。
でも実は「掛け声」で声が変わるんです。
その掛け声が「1、2、3」。
この「1、2、3」を使うと、意識の位置がスッと後ろに移動して、自然にいい声が出るようになります。
意識を「後ろ」に飛ばす
普段、意識は自分の顔の前の方にあります。
それを「1・2・3」と言いながら後ろへ飛ばすんです。
イメージとしては、自分の頭の後ろ、30cmくらい離れた斜め上に向かって「1、2」「サン!」と意識を後ろに飛ばす感じです。
この時、体の奥の方から声が出ているような、そんな感覚になります。
実際にやってみよう
では試してみましょう。
まずは普段の声で「こんにちは」と言ってみます。
次に、「1、2、サーン!」と掛け声をしてから、そのままの勢いで「こんにちは」と言ってみましょう。
「サン」と言った瞬間に、お腹にクッと力が入り、息漏れしないしっかりした声になります。
この“サンの感覚”のままで「こんにちは」と言うと、不思議と声がよく響きます。
練習は誰もいないところで
誰もいない場所で、少し大きめの声で練習してみてください。
「1、2、サーン! こんにちは!」
たったこれだけ。
思っているより簡単に、いい声が出るはずです。
「ちょっと声が大きいかな」と感じるかもしれませんが、普段声が小さめの方にとっては、実はちょうどいい音量かもしれません。
普段の声が小さめな人こそ、ぜひこの「1、2、3」を試してみてください。
池本美代子YouTubeチャンネル youtube.com/@miyomin
※ 人生が好転するボイトレ 池本美代子 ※
「ラポール・ボイス」は、「俯瞰(ふかん・上から全体を見る)」に意識をおいて話すボイストレーニング法です。
「意識を変えるだけで勝手にいい声になる」ラポール・ボイスは、あなたがさらにあなたらしくなるボイストレーニングです。