滑舌を良くする方法 〜タ行・ナ行・ラ行〜 [スピリットボイス・トレーニング144]
★☆ 滑舌を良くする方法 〜タ行・ナ行・ラ行〜 ★☆
今日のワンポイントレッスンは、これまたお悩みの方が多いタ行・ナ行・ラ行の発声の仕方です。
舌の位置がわかれば、できる!
タ行・ナ行・ラ行の3行だけは、舌先を舌の歯につけるのではなく、上につけます。
ナ行は、上の歯の裏にべったり、
タ行は、上の歯の裏に軽く当たって落ちる、
ラ行は、歯から離れて少し奥の上あごに、そっくり返って付きはじく、です。
タ行とラ行のつく場所が近いので、ダ行とラ行が混濁する方がいらっしゃいます。 「そうれすね」とか。
舌先のつく場所に、要注意です!
これまで舌先が宙ぶらりんなところにあった方は、この舌の位置に初めはとまどい100%だと思いますが、
やっているうちに、、、ほ~~~~ら、なんとか音がまとまりますでしょ。(と、勝手に決めている私)
宙ぶらりんな舌先では、出る音が、「ラ行」みたいな「ヤ行」みたいな、 中途半端な音になります。
その上、うまく言えないから、緊張で口の周りに力が入り、口も動きにくくなり、 横に引けたまま、縦に開かない口になります。
すると、表情までこわばります。
滑舌が悪いんです、、、とおっしゃる方は、、、、
まずは、舌の位置を少し練習してみてください。
それから、気を後ろに持っていって、体の前面の緊張をゆるめてみてください。
(気を後ろに持っていく方法は、FUKANクラブで詳しく説明しています)
口の緊張を解いたら、さらに、口を縦に開けるよう練習してください。
これで、ばっちり!だと思います。
顔も横に広がらなくてスッとして、可愛くなります(^^)
〜 滑舌を良くする方法 〜タ行・ナ行・ラ行〜の無料セミナー動画です〜
※ 俯瞰で話すボイストレーナー 池本美代子 ※
スピリットボイスは、「俯瞰(ふかん・上から全体を見る)」に意識をおいて話すボイストレーニング法です。
「意識を変えるだけで勝手にいい声になる」スピリットボイスを身につけると、
不思議なことに、滑舌も勝手に良くなるのです。