【鼻声・声が通らない】
鼻声で声が通らない!口の中の奥で音を作ってみよう!
鼻声で声が通らない[スピリット・ボイス トレーニング322]
※ スピリット・ボイスは、ネガティブなことを考えてしまいがちな目の前の意識を、「1、2、サーン」の掛け声で、自分の後ろ斜め上30センチに飛ばし、俯瞰の意識でラクに楽しく話すトレーニングをしています ※
今回は、「鼻声で私の声全く通らないんです」というお悩みです。
「声が通らないんです」という方、よくいらっしゃいます。
声が通らないはどういうことなのか、口の中でこもってしまう声かなと思います。
反対に通る声は、体の外に出ていく音かなと思います。
鼻にかかるというのは、口の中の上あごに声が当たってしまうと、鼻腔の中で音が響いてしまい、そこでぐるぐる回ってしまうイメージなのかなと思います。
なので上あごに声を当てないで、口の中の一番奥から後頭部に向かって、外へ飛ばすように声を出すと、通る声にだんだんなっていくと思います。
片手をパーにして顔の側面に当ててみます。
口の中の奥行きを図る「指メモリ」です。
今、どの指のあたりで音を作ったか、このメモリで見てみます。そして、今、中指あたりで音を作ったのなら、それを親指にしましょう。
親指はちょうど耳の下あたりです。
口の中で言うと、口の中の一番奥、舌の付け根のちょっと上ぐらいに当たります。
うがいガラガラするあたりのちょっと上です。
この口の中の一番奥で音を作ると、鼻に引っかかるのが和らぎます。
そして、ドシっとした安定感のある、後ろを意識した声で話すことができるようになります。
そこで音を作ると、こもった声が外に抜けやすくなります。
いかがでしょう。
上あごに当てるんじゃなくて、口の中の奥の方で音を作ってみる。
これで通りが良くなるかなと思います。
プラス、高めに声の高さを上げてみると、さらに音の通りが良くなります。
やはり低い声よりも高い声の方がよく通るイメージがあります。
「1、2、サーン」の掛け声で、意識を後ろにおいて声を出してみて、通る声ができたなと思ったら、その声のままで話してみてください。
さらに、声を届けたい目標があると、さらに通る声になります。
あそこに届けたい、あの人に届けたいと思うと、そのイメージ通りに到達します。
声は、頭の中にとどめておかないで、外に出し目的に届けるイメージを持って話してみてください。
その第1歩は、口の中の一番奥で話してみることです。
やってみてくださいね。
池本美代子YouTubeチャンネル youtube.com/@miyomin
※ 俯瞰で話すボイストレーナー 池本美代子 ※
「スピリット・ボイス」は、「俯瞰(ふかん・上から全体を見る)」に意識をおいて話すボイストレーニング法です。
「意識を変えるだけで勝手にいい声になる」スピリット・ボイスは、
あなたがさらにあなたらしくなるボイストレーニングです。


