【第一声が出しづらい】
第一声、どれくらいの声を出せばいいのかわからない〜!
第一声が出しづらい!どれくらいの声を出せばいいのかわからない〜![スピリット・ボイス トレーニング299]
※ スピリット・ボイスは、ネガティブなことを考えてしまいがちな目の前の意識を、「1、2、サーン」の掛け声で、自分の後ろ斜め上30センチに飛ばし、俯瞰の意識でラクに楽しく話すトレーニングをしています ※
第一声、始めの音を、どれくらいの声で出せば良いのかわからなくなる…。
話し始める前に一瞬考えてしまうことってありますね。
私は昔話すのが下手だったので、自分の声によってこの空気が変わるのがとても怖かったです。
私の第一声で、この場の空気がどう変わるんだろう…。
私の声がこの空気の中を通った瞬間、人はそれをどう思うんだろう、この空気の中に私の声が交じるのが嫌だななど、暗いことをいつも思っていました。
私の一言で、場が変わる。
みんながこっちを向く。
で、その後どうすれば良いのか、どきっとしてしまう。
自信のないところから第一声が出ているので、その後もやっぱり自信のない私でとまどってしまいます。
楽しく話す人は、そんな事は考えていません。
簡単に「こんにちは〜」と言えます。
けれど、自分に自信がないと、どの音で始めようかと迷ってしまって、結局とっても小さな声になってしまいます。
第一声に正解はないのですが、私のオススメは、ちょっと高めの声です。
高めに声を出すことによって、心が動きテンションが上がります。
自分自身のためにも、高めの音を出して、心を持ち上げてから話してみましょう。
そうすると、その後も気分が上がったまま話すことができます。
低い声で始めると、最後まで、ずっと低い声になってしまいますが、第一声が高いと、そのまま、ダ〜ッと高めの声で話すことができます。
声でお悩みの方の場合、声が低く小さくて聞き取り行くいと言われることが多いです。
なので、高めの大きな声で話し始めてみると良いと思います。
ちょとがんばってやってみてください。
大きすぎるかも、と思っても、多分そんなに大きくならないので、大丈夫です。
大きな声だとエネルギーが出ます。
エネルギーのある人という印象になります。
大きな声を出したとき、これまでと気分が変わるかもしれません。
ここは、チャレンジです。
けれども、今までやったことのないことをするのはイヤですね〜。
なので練習しましょう。
「そうですね〜」「こんにちは〜」
最初の音を、しっかりゆっくり言ってから、後の言葉を続けてみてください。
特定の第一声が言えない!という方もいらっしゃいます。
「おつかれさま」の「お」、「ありがとうございます」の「あ」が言えないという方です。
以前の何かのきっかけで、その音が言えなくなってしまったのかもしれません。
その言葉を言わなくてはいけないと思うと、焦る気持ちが生まれます。
「また言えないかもしれない…」、ネガティブな気持ちが、頭の中に流れてきます。
このネガティブが、始めの音を言えなくしています。
そんな場合は、落ち着いて、最初の音だけを切り離して、ゆっくりしっかり確実に音にすることに集中します。
「お」のあとに「つかれさまでした」、「あ」のあとに「りがとうございました」です。
「お〜つかれさまでした〜」「あ〜りがとうございました〜」と言えば、言えます。
ゆっくり話し始めればいいんです。
自分としてはゆっくり過ぎて変、と思うかもしれませんが、聞く人は、なんとも思わないと思います。
人の印象よりも、言えなかった音が言えたということの方が重要です。
「こんにちは」と爽やかに言えたほうが、あなたにとって重要なんです。
いいんです、人がどう思おうとも。
皆さん、そんなに人のこと気にしていませんしね。
自分の中のささくれだったところが、きれいになる方が、重要なんです。
こうやって練習していくうちに、慣れてきて、普通に言えるようになります。
すると、あのときどうして言えなかったんだろうって気持ちになると思います。
もっと、自分に優しく優しく、周りはどうでもいい!とまではいきませんが、それぐらいの気持ちで、自分のためにゆっくり落ち着いて話してみましょう。
周りの空気がどうなろうと、そんなことはどうでもいいんです。
あなたの「言えた!」が、あなたの心の栄養になっていくのです。
池本美代子YouTubeチャンネル https://www.youtube.com/user/miyomin
※ 俯瞰で話すボイストレーナー 池本美代子 ※
「スピリット・ボイス」は、「俯瞰(ふかん・上から全体を見る)」に意識をおいて話すボイストレーニング法です。
「意識を変えるだけで勝手にいい声になる」スピリット・ボイスは、
あなたがさらにあなたらしくなるボイストレーニングです。