【お腹からの声】
お腹から声が出ていないと言われました(涙) カンタンにお腹からのしっかりした声は、出ます!!
カンタンにお腹からの声は、出ます!![スピリット・ボイス トレーニング306]
※ スピリット・ボイスは、ネガティブなことを考えてしまいがちな目の前の意識を、「1、2、サーン」の掛け声で、自分の後ろ斜め上30センチに飛ばし、俯瞰の意識でラクに楽しく話すトレーニングをしています ※
歌を習っている、朗読を習っている、お芝居を習っている…。
そのとき、先生から、周りから、お腹から声が出ていないと言われる…。
どうすれば良いの〜〜〜!!
おなかからって〜〜〜、一体どんな声ですか〜〜〜〜っ!
わけがわからなくなりますね。
お腹から声を出すって、お腹に力を入れること?と思って、お腹に力をぐぐぐと入れ続けると、とってもしんどいです。
なのでこれはやめてください。
スピリット・ボイスの「1、2、サーン」の掛け声で後ろに意識を飛ばしてみると、副産物的にお腹に力が入り、お腹からの声が勝手に出てきます。
ただ、「1、2、サーン」と言って、高めで大きめの声で話してみてください。
「サーン」のとき、上を見上げる目になってしまうのですが、これは、練習中は仕方がない、としてください(笑)
みんな、そうなります。
まずはいい声優先!
いつか、前を向いて話せるようになります。
「1、2、サーン」で後ろを意識すると、下腹に力が入り、お腹からの声が出せます。
今までの「自分」からポーンと後ろに離れて、もともとあなたが持っている力が発揮できる「場所」に到達したとき、しっかりとお腹から出る、エネルギーのある、そしてクリアな声になっています。
「1、2、サーン」の「サーン」の声のままで話ができればいい声になるのですが、「サーン」とうまく言えても、次の言葉は少し前に戻って音も低くなってしまうことが多いです。
必死に練習していると、なかなかこの違いががわかりません。
まだ後ろに意識を置くことに慣れていないため、コントロールしやすい前の意識に自然に戻ってしまうのです。
ぜひ、録音して、うまくできたかどうかチェックしながら練習してみてください。
ここで気をつけていただきたいのが、後ろに意識を置くことに気を取られすぎて、うっかりお腹の力が抜けてしまうことです。
すると息漏れしやすくなり、お腹からの声ではなくなります。
「サーン」で勝手に入ったお腹の力は必ずキープ、そして、「サーン」の後ろの場所もキープしてください。
あなたの後ろには、ピントが合う場所があります。
その場所に行けたとき、瞬間にイキイキとした自分らしさが蘇ります。
私は、トレーニング中、何度も、ピントが合った瞬間、顔がパッと変わる方を見ています。
声がクリアになる、エネルギーが上がる、なんの抵抗もなく気持ちよく話ができる、「ココだ!」という場所なのです。
ココだ!というピンポイントに行けたとき、「何も考えず無の状態で話ができる、不思議だ、気分がいい、爽快だ!」とおっしゃいます。
いままで、お腹からの声じゃないと言われ、どうすれば良いんだろうと苦しみながら練習してきたのとは全く違う、とっても気分が良い世界です。
ココに行くと、お腹からの声がわからないなど話すことで悩むのを超えた、あなた本来の気持ちのいい声に到達できます。
「1、2、サーン」の掛け声で、探してみてくださいね。
池本美代子YouTubeチャンネル https://www.youtube.com/user/miyomin
※ 俯瞰で話すボイストレーナー 池本美代子 ※
「スピリット・ボイス」は、「俯瞰(ふかん・上から全体を見る)」に意識をおいて話すボイストレーニング法です。
「意識を変えるだけで勝手にいい声になる」スピリット・ボイスは、
あなたがさらにあなたらしくなるボイストレーニングです。