【面接で緊張】
面接の時、緊張して顔が震えてプルプル止まらない！どうすればいい？

面接の時、緊張して顔が震えてプルプル止まらない！[スピリット･ボイストレーニング311]

※ スピリット･ボイスは、ネガティブなことを考えてしまいがちな目の前の意識を、「１、２、サーン」の掛け声で、自分の後ろ斜め上30センチに飛ばし、俯瞰の意識でラクに楽しく話すトレーニングをしています ※

今回のお悩みは、面接のときに緊張して顔がプルプルしてしまうです。
前回も緊張で顔がこわばるお悩みでしたが、面接は何とも言えない難しさがありますね。

私も昔むかし20代の頃、オーディションを山のように受けておりました。
受けるたびにプルプルプルプル、プルプルプルしておりました。
どうしてプルプルするのかなと思うのですが、私の場合は、自分をどう見せれば一番いいのかがわからなかったから異常に緊張していたんだと思います。
何をどうしたらいいのかわからなくて、考えすぎて自分が何者か自分でもわからなくて、それで何をしゃべれって言うんだーーっていうような、そんな感じになっちゃってました。

自分を出す…。
私、出すものがないんだもん、何を出せというの？というところで、20 代はあがきまくっておりました。
何がやりたいのかもわからなかったし、とりあえずオーディションに行くけれども、そのオーディションに受かった先のことが、本当に私のやりたいことがどうなのかもわからない、というような、そんな未熟な気持ちで受けていたというのは数々ありました。
オーディションに行くと、君は何がやりたいんだいって聞かれるんです。
えっ、何がやりたいって、あの〜、来たものは一生懸命やります！
いや、そうじゃなくてっと、全然話がかみ合いません。
自分は何がやりたいのか、どんな自分になりたいのか、そして希望の職場や学校で、どんなふうに毎日を生活したいのか、というようなイメージさえできれば、伝えることができると思います。

しかし、面接官の方を見るとプルプルしてしまいます。
じゃあ、どうすればいいのかです。
はっきり言って、面接やオーディションでは、みんなプルプルしてます。
プルプルプルプル、みんなプルプルしてるんだと思ったら、私のプルプルは普通だって思ってみるのはいかがでしょうか。
みんなプルプルしてます。みんなドキドキしてます。
私がドキドキするのも普通だよねって、こんなもんだよねって、ちょっと開き直ってみるぐらいでもいいかもです。
開き直ってみる、いかがでしょうか？
だって、私だけがプルプルしてたわけではないですもの。
たぶん面接官の方は、そんなこと全部わかった上で、この人はどんな人かなっと、きっと温かい目で見てくださってると思うんです。
緊張してるのはわかっていらっしゃるんです。
プルプルしたとか、うまく言えなかったということより、それをちょっと超えたところで見てくださっています。
じゃあそこで、自分は何を伝えたいかなっていうことを真剣に考えてみると、言いたいことが見えてきます。

私はオーディションのとき、何か言いたいのかわかっておらず、ちゃんと答えられなくて落ちまくっておりました。
私はこれがしたいんだっていうことを考えてみて、それが言いたいなっていう気持ちになれば、もうプルプルどころじゃないかもしれません。
私が、面接の練習にお越しになる方にまずお聞きするのは、あなたがその会社やその学校に入ったとき、どんな毎日を過ごしたいですか？です。
「私は、こんなふうに、こんな毎日で、こんな仕事をして、これを生きがいにして仕事をやっていきたい」というような、その会社で働きたいっていう気持ちや、「あの学校で私は歩いている、勉強している、友達と一緒にいる」というような、その学生生活を楽しみたいっていうような、面接が通った先のことをイメージしてみるのです。
そうすると言葉や思いが、少し変わると思うんです。

面接が最終のゴールではありません。
面接のその次が目的なんです。
なので面接は通過点。
自分の中で、面接は通過点であって、その先を私は目標にしていますという気持ちでいると、さらに変わってくる気がするんです。
それを、いつも面接で大変なんですという方にお伝えしています。
すると言葉が変わってきます。
顔が変わってきます。
やる気がみなぎってきます。
面接官の方はもう人を見るプロですので、そういうところをご覧になって、「お、この方やる気があるな」とか、「楽しい目的に向かって今日ここに来たんだな」っていうのが見えてきて、いいなっと思ってくれるかもしれません。
そんなあなたを出せるかどうかの場が面接です。
「私はこの会社に入って、この学校に入って、こんな生活を送りたいです。だから、絶対に行きたいんです」っという思いが伝わるような面接を、一つの目標においてみてはいかがでしょうか？
そうすると、面接官に見られている私はどう評価されるんだろうかという不安が、なくなっていくと思います。

あなたのやる気を面接の中で見せられるような、そんな言葉や気持ちで取り組んでみてはいかがでしょう。
がんばってください！