【背中にうちわ!声が良くなる練習法 A Fan on Your Back! A Surprising Voice Training Trick】 ボイスブログ12
※ ラポール・ボイス(元スピリット・ボイス)は、ネガティブなことを考えてしまいがちな目の前の意識を、「1、2、サーン」の掛け声で、自分の後ろ斜め上30センチに飛ばし、俯瞰の意識で心を開放して話すボイストレーニングです ※
小道具は「うちわ」です!
今日はちょっと変わった小道具を使った練習法をご紹介します。
「うちわ」です。
背中にうちわをさす?!
やり方は簡単。
うちわを背中にさすんです。
さすといっても軽く差し込む感じで、頭の後ろにうちわが当たるようにします。
するとどうなるか?
頭の後ろに、「うちわがあるぞ」という感覚が生まれます。
頭の後ろに意識を置く理由
この練習のポイントは、「頭の後ろにうちわがある」という感覚をしっかりと持つことです。
普段、声を出すときは意識がどこにあるかは気にしませんが、このうちわを使うと、自然に頭の後ろ(後頭部)に意識を持っていくことができます。
頭の後ろ、つまり自分の体の外側、ほんの1ミリ外に意識がある感覚ですね。
なぜ頭の後ろに意識を置くと声が良くなるの?
頭の後ろに意識を置いて話すと、ドキドキするようなネガティブな感情が湧きにくくなり、結果、自然と声が良くなります。
それは、意識が少しだけ外側にあることで、俯瞰(ふかん)の感覚(客観的になる感覚)が生まれるからです。
俯瞰とは、自分を少し離れたところから見ているような感覚のことで、これがいい声を出すときにとても重要なんです。
慣れるには練習が必要
とはいえ、いきなりうまくいくわけではありません。
やり方自体は簡単ですが、普段慣れていない感覚なので、少し練習が必要になります。
うちわでなくても、頭の後ろに軽く触れるものなら何でもOKです。
意識が頭の後ろにある感覚を感じながら声を出してみましょう。
ぜひ試してみてくださいね!
池本美代子YouTubeチャンネル youtube.com/@miyomin
※ 俯瞰で話すボイストレーナー 池本美代子 ※
「ラポール・ボイス」は、「俯瞰(ふかん・上から全体を見る)」に意識をおいて話すボイストレーニング法です。
「意識を変えるだけで勝手にいい声になる」ラポール・ボイスは、あなたがさらにあなたらしくなるボイストレーニングです。