【俯瞰を使っていい声になる方法 How to Use “Fukan(Bird’s-eye view)” for a Better Voice】ボイスブログ14

※ ラポール・ボイス(元スピリット・ボイス)は、ネガティブなことを考えてしまいがちな目の前の意識を、「1、2、サーン」の掛け声で、自分の後ろ斜め上30センチに飛ばし、俯瞰の意識で心を開放して話すボイストレーニングです ※

「俯瞰」って一体どこ?

「俯瞰(ふかん)」という言葉、よく耳にするけど実際なんなのか疑問に思う方もいるかもしれません。
簡単にいうと「俯瞰」とは「鳥の目のように、上から全体を見る」ということなんですね。

今日は、その「俯瞰」の場所を簡単に見つけるスペシャルな方法をお伝えします。

「1、2、3」で簡単に俯瞰に行く!

やり方はとてもシンプル。
「1、2、3」の掛け声の「3」で、あなたの後ろ斜め上の俯瞰の場所へ意識を飛ばします。(動画をご覧ください)

実際にやってみましょう。

「1、2、3」…さあ、今「3」はどこにありましたか?
あなたの後ろ斜め上の場所です。
ここを今日の俯瞰の場所に決めましょう。

もう一度、「1、2、3」…ここをしっかり捕まえて、ここで、話し始めます。

「俯瞰」で話すと声が変わる!?

では、実際に俯瞰の位置から話をしてみます。

まずは普通に「こんにちは」と言ってみます。

次に「1、2、3」で俯瞰の場所からもう一度。

「1、2、3、こんにちは!」

どうでしょうか? 声の質や人柄まで変わったように感じませんか?

注意!「3」の場所がずれたら…

練習中に失敗しがちなのが、一度決めた「3」の位置がずれることです。
実際に試してみましょう。

「1、2、3、こんにちは」
いつもはこの場所で話すことがないので、「3」の場所は、あなたがいつも話している場所に戻りがちです。
このずれに気づき、「あ、違う!ここだった」と修正することが大切です。

お腹に力を入れて話すコツ

この「3」の一番大切なポイントは、「3」と言った時に自然に下腹に力が入ること。

「1、2、3」…この下腹に力が入った状態をキープしながら、同時に俯瞰の「3」の場所もキープします。
両方を意識して話すと、あっという間にいい声になりますよ。

俯瞰の視点でネガティブを吹き飛ばそう

さらに、この俯瞰の場所に目を置くと、視界が広がり、自分を含め全体を広々と見渡せます。
この感覚があれば、ネガティブな感情が入る隙間はありません。
ポジティブだけが残ります。

本来のあなたは、もしかしたらここにいるのかもしれません。

ぜひ、今日は「1、2、3」で俯瞰からのいい声を試してみてください!

池本美代子YouTubeチャンネル youtube.com/@miyomin

※ 俯瞰で話すボイストレーナー 池本美代子 ※
「ラポール・ボイス」は、「俯瞰(ふかん・上から全体を見る)」に意識をおいて話すボイストレーニング法です。

「意識を変えるだけで勝手にいい声になる」ラポール・ボイスは、あなたがさらにあなたらしくなるボイストレーニングです。 

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