【後ろ向き発音声で理想の声を実現 Achieve Your Ideal Voice with Backward Speaking】ボイスブログ15
※ ラポール・ボイス(元スピリット・ボイス)は、ネガティブなことを考えてしまいがちな目の前の意識を、「1、2、サーン」の掛け声で、自分の後ろ斜め上30センチに飛ばし、俯瞰の意識で心を開放して話すボイストレーニングです ※
人前だと前に向かって話したくなるのは当たり前!
人が目の前にいると、どうしても前に向かって話をしたくなりますね。
「この間ね、こうでね、ああでね」と感情たっぷりに話すことで、息が漏れてしまってうまく伝わらなかった経験はありませんか?
後ろ向きに話すと声がよくなる理由
今回は、意外かもしれませんが、「後ろ向きに話す」という練習法を紹介します。
「え、後ろ?」と思われるかもしれませんが、この方法で息を無駄に使わない発声が身につき、良い声が出るようになります。
後ろ向き発声法を実践してみよう!
実際にやってみましょう。
まず普通に前に向かって「こんにちは」。
次に、後ろに向かって「こんにちは」と言ってみてください。
後ろに向かって発声すると、下腹に自然と力が入りますね。
大切なのは下腹の力
下腹に力が入る感覚は、物を持ち上げるときの踏ん張るような、内側からグッと押すような感じです。
この時の力が、よく言われる「お腹から声を出す」感覚かなと思います。
アナウンサーが声を安定させる秘訣
実は、アナウンサーの安定した声の秘訣も、この「内側から下腹を押す力」にあります。
アナウンサーは常にこの力をキープして、いつでも話す準備を整えています。
やりすぎはNG!自然にお腹の力を入れるコツ
逆に、「お腹に力を入れなきゃ!」と意識しすぎて余計に力を入れると、発声が苦しくなるので注意!
後ろ向きに話すことで得られる程よいお腹の力の入り具合を覚えて、それをキープすることが理想的です。
継続して理想の声を手に入れよう!
後ろ向き発声法を取り入れて、理想的な声を手に入れましょう。
ぜひ今日から実践してみてくださいね。
池本美代子YouTubeチャンネル youtube.com/@miyomin
※ 俯瞰で話すボイストレーナー 池本美代子 ※
「ラポール・ボイス」は、「俯瞰(ふかん・上から全体を見る)」に意識をおいて話すボイストレーニング法です。
「意識を変えるだけで勝手にいい声になる」ラポール・ボイスは、あなたがさらにあなたらしくなるボイストレーニングです。