【慌てず読める早口言葉 Without panicking Reading Tongue Twisters】ボイスブログ16
※ ラポール・ボイス(元スピリット・ボイス)は、ネガティブなことを考えてしまいがちな目の前の意識を、「1、2、サーン」の掛け声で、自分の後ろ斜め上30センチに飛ばし、俯瞰の意識で心を開放して話すボイストレーニングです ※
早口言葉が苦手なあなたに
今日は文章を読む練習、特に早口言葉を「ゆっくり」読む練習を紹介します。
「早口言葉は苦手!」という方も安心してください。
実は、早口言葉は早く読むよりも、ゆっくり読む方が難しいんです。
「家でどうやって練習したらいいの?」という質問をよくいただきます。
その答えは、簡単な方法にあります。
ゆっくり読む練習法
家での効果的な練習方法はこちらです。
- まずはゆっくり読んでみる
- 次に少し早く読んでみる
- 最後に普通のスピードで読んでみる
このように段階的にスピードを変えて読むことで、発音が抜けたり飛んだりしているところを見つけやすくなります。
問題箇所を直し、きれいな発音で文章を読めるようになります。
実際の練習例
では実際にゆっくり練習してみましょう。
今回はラポール・ボイスの「1・2・3」の中の「3」、俯瞰的な位置から声を出すことを意識します。
- 1: 「青は藍より出でて藍より青し」
- 2: 「威勢の良い医者が椅子にもかけず忙しく動き回る」
- 3: 「瓜売りが瓜売りに来て瓜売り残し瓜売り帰る瓜売りの声」
特に最後の早口言葉は少し長くて難しいですが、焦らずゆっくり読むことがポイントです。
うまく読めない時のコツ
もしも「俯瞰の位置」が掴みにくい場合には、うちわを用意してみましょう。
うちわの接点を感じながら練習することで、読み方のポイントが掴みやすくなります。
あなたも後ろを意識して声を出し、しっかりとした読み方ができるよう練習してください!
池本美代子YouTubeチャンネル youtube.com/@miyomin
※ 俯瞰で話すボイストレーナー 池本美代子 ※
「ラポール・ボイス」は、「俯瞰(ふかん・上から全体を見る)」に意識をおいて話すボイストレーニング法です。
「意識を変えるだけで勝手にいい声になる」ラポール・ボイスは、あなたがさらにあなたらしくなるボイストレーニングです。