【「〜なわけ」の意味は? What does “nawake” mean?】日本語レッスンJapanese lesson 173
「〜なわけ」の使い方
「〜なわけ」という表現、普段から耳にすることがあるかと思いますが、実際どういう意味で使っているか考えたことありますか?
まず1つ目は、「当然そうなる」という意味での使い方。
たとえば、みよみんが話すのが上手なのはなぜ?という質問に誰かが、「あ、昔アナウンサーやってたらしいよ」と言ったら、「あー、だから標準語なわけか」と納得する感じです。
つまり、話の流れを聞いて、「なるほど、だからそうなんだ」と腑に落ちたときに使います。
当然そうだね!
「みよみん、標準語が話せるんだな」と思っていたら、実は関西に住んでいて「あ〜、だからときどき関西弁なわけ」となります。
つまり、「標準語なわけ」も「関西弁なわけ」も、それぞれの理由があって当然そうなる、という使い方になります。
ちょっとした会話でも、「〜なわけ」をつけると、説明を聞いてよくわかったことが伝わる便利な表現なんです。
「〜なわけ」のもうひとつの意味:反復と再確認
「〜なわけ」にはもうひとつ、「反復・再確認」というニュアンスもあります。
たとえば「今日のライブは早く終わるらしいね」「みよみん、今日はこのあとZOOMでの仕事があるらしいよ」「あ、だから今日は早く終わるわけか」という使い方。
これは、前に聞いた話をもう一度確認して、自分の中で再確認するような使い方です。
まとめ
「〜なわけ」には大きく分けて2つのパターンがあります。
- 納得・理由の提示
- 反復・再確認
この2つの使い分け、ぜひ覚えておいてくださいね。
池本美代子YouTubeチャンネル youtube.com/@miyomin
池本美代子のTikTok Miyomin Voice tiktok.com/@miyomin22