【「さ」と「しゃ」の発音をマスター Japanese Pronunciation: “Sa” and “Sha”】日本語レッスン32
日本語の「さ」と「しゃ」の発音が難しい、という質問をいただきました。確かに、このふたつの音は似ているようで、微妙な違いがあります。そこで、今回は「さ」と「しゃ」の発音方法を、わかりやすくご紹介します!
「さ」の発音
まずは「さ」から。
舌先を下の歯と歯茎の境目あたりに軽く当てます。
そして、口の中で舌を少し盛り上げて、舌の真ん中あたりを上あごに近づけます。
その隙間を息がすっと通り抜け、「さ」と発音します。
「し」の発音
次に、「し」についてです。
「し」は「い段」の音なので、舌の位置が少し奥に下がります。
「さ」と比べると、舌がわずかに奥にずれ、舌の盛り上がりの頂点も後ろ寄りになります。
ここでもやはり、舌と上あごの間の隙間から息を通しながら「し」と発音します。
「しゃ」の発音
「しゃ」は「し」と「や」を組み合わせた音です。
「し」の音を出したあとに「や」を軽くつけます。
「し」+「や」→「しーや」→短くする→「しゃ」
という感じで発音してみましょう。
比較して練習してみましょう!
口の中の舌の位置や空気の通り方を意識しながら、それぞれ練習してみてください。
最初は難しく感じるかもしれませんが、繰り返すことで上手に発音できるようになりますよ!
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