【「ん」の発音① Pronunciation of “n” (1)】日本語レッスン81

【パ行・バ行の音の作り方】

「ん」のあとに、ぱ・ば・まが来るとき

あんぽ あんば こんま

「ん」の後にぱ・ば・ま行が続くと、鼻に少し響くような音になります。
このとき、口を閉じて、ほんの少し鼻に抜けるような感じで発音します。
これが「鼻音(びおん)」です。

「ん」の音から、口を閉じたまま自然に「ぱ・ば・ま行」の音に移ることで、やわらかく響く音になります。

「ん」のあとに、た・だ・つ・ざ・な・らが来るとき

れんたい かんだい かんつう さんざい いんない がんらい 

「ん」の後に「た・だ・ざ・な・ら行 つ」が続くとき、舌の先が上の前歯の裏あたりの歯茎に触れて、口を少し開いて発音します。

【チ行・ジ行と「ん」】

「ん」のあとに、ち・じ・にが来るとき

いんち しんじ さんにゅう

「ん」の後に「ち・じ・に」が続く場合、舌の先は歯茎より少し奥に位置します。
口を少し開いて発音しながら、舌を歯茎の少し奥に添えるのがポイントです。

まとめ

「ん」の後にどんな音がくるかによって、口の形や舌の位置が微妙に変化します。
発声の練習をするときは、ぜひこの違いを意識してみてください。

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