【「知る」と「わかる」の違いって? “Shiru” vs “Wakaru”: What’s the Difference?】日本語レッスン105
「知る」は感覚的、「わかる」は納得!
「知る」と「わかる」って、似ているようで実はちょっと違う。
この違いについて、日本語教師ガティ先生が、とてもわかりやすく教えてくれました。
「知る」は、経験や知識として持っている状態
「知る」というのは、経験や知識としてすでに何かを持っているときに使われることが多いそうです。
たとえば、
- 「世の中を知らない」
- 「彼女の本当の気持ちを知りたい」
という使い方。
この場合、なんとなく全体を感覚的にとらえるようなニュアンスがあるんですね。
特に「世の中」なんていう大きな概念に対して、「知る」というと、感覚でとらえてる感じです。
「わかる」は、筋道が立っていて納得している状態
一方、「わかる」というのは、物事の内容をしっかり筋道立てて、納得している状態のこと。
たとえば、
- 「お父さんは話がわかる」
- 「わけがわからない」
この「わかる」は、納得して理解しているっていう感覚が強いんです。
「うん、うん」ってうなずけるような、心から「そうだね」って思える時に使います。
まとめ:納得度の深さが違う!
言葉では似てるけど、「知る」は感覚や経験ベース、「わかる」は論理的に納得しているっていう違いがあるんです。
実際に使い分けるのはちょっと難しいけど、ガティ先生の話を聞いて、なんとなく「わかってきた」感じ、しませんか?
私もこれからは使い分けを意識してみたくなりました。
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