【気になると気にするの違いは? What’s the Difference between “kininaru” and “Kinisuru”】日本語レッスン76
今回は、「気になる」と「気にする」の違いについて調べましたのでお伝えしますね。
気になるの意味
「気になる」は、「心に引っかかること」「ついつい思い出して考えてしまうこと」、あるいは「心配になること」を意味します。
皆さんからいただいた例文がとても参考になるので、いくつか紹介します。
- 「彼女の気持ちが気になる」
- 「ちょっと気になる人がいる」
- 「カロリーが気になる」
- 「隣の話し声が気になる」
どれも自然で日常的に使える例文ですね。
気にするの意味
一方、「気にする」は、「意識する」「懸念する」「心配する」という意味です。
- 「彼女の言葉を気にする」
- 「今日の服装を気にする」
- 「テストの出来を気にする」
実は、「気になる」は必ずしも悪い意味ではありませんが、「気にする」は比較的ネガティブな意味合いを持つことが多く、「悪いことばかり考えてしまう」傾向があります。
ある方がわかりやすく次のように説明してくださいました。
- 「気になる」→意識しないでも考えてしまうこと
- 「気にする」→明確に意識して考えていること
この説明はとても明確で、使い分けの参考になりますね。
まとめ
「気になる」と「気にする」は似ているようで微妙なニュアンスの違いがあります。
- 気になる:自然に心に浮かび、意識していなくても気にかかる
- 気にする:意識的に考え、特に心配やネガティブな感情を伴う
日常会話で、この違いを意識して使い分けてみてくださいね。
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