風景と景色の違い The Difference Between “Fūkei” and “Keshiki】日本語レッスン120
風景と景色、どう違う?
「風景と景色って、どう違うんですか?」
この質問、実は私もよくわかっていませんでした。
調べてみると、意外とはっきりとした違いがあることがわかりました。
両方とも“鑑賞の対象”なんです
まず、「風景」も「景色」も、どちらも私たち人間が“鑑賞する対象”だという点では共通しています。
でも、その“鑑賞の対象”が何かによって使い分けられているんです。
風景とは?
「風景」は、自然だけに限らず、街並みや建物、日常の光景なども含めて使うことができます。
たとえば、
- 通学路の風景が好き
- 街の風景が美しい
など、自然だけでなく人工物も含まれているのが「風景」です。
広い意味で使われる言葉なんですね。
景色とは?
一方「景色」は、海や山など、自然に限定して使われる言葉です。
たとえば、
- 山頂からの景色は最高だった!
こんなふうに、自然の美しさを表現するのが「景色」です。
人工物は含まれない、自然限定の言葉なんですね。
まとめ:違いは“何を鑑賞するか”
- 風景:自然+人工物(日常や街並みなども含む)
- 景色:自然のみ(海、山、空など)
写真を見たとき、「これは風景かな?景色かな?」と意識してみると、言葉選びが楽しくなりますね。
池本美代子YouTubeチャンネル youtube.com/@miyomin
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