おみくじ三十六 総ては宇宙にあり
空を見上げると、その広さに圧倒されます。
晴れの日は、どこもかしこも青です。
この美しさを眺めることができる私たちは幸せものです。
夜空を眺めていると、宇宙を思い浮かべることができます。
しかし、青空だと、私たちの毎日の生活が中心になってきます。
この違いは何なのでしょう。
昼と夜の違い。
青と濃紺あるいは漆黒の違い。
夜中、ふと空を見上げると星の瞬きに心が奪われます。
あの星はどれぐらい遠いんだろう、あの光は何年前の光かな?
距離を感じ、ロマンが広がります。
見えない星々も数限りなくあり、想像もつかない空間が、私の周りに広がっているのだと感じる。
大地を踏みしめてはいるものの、気持ちは遠く宇宙へ馳せていく。
夜とは、そんな時間なのか・・・。
今この現実を忘れ、広がる宇宙に心をそわせてみる。
広大な宇宙の点であることを感じてみる。
しかし、この点だって、大きな世界を持っているんだ。
私たちはいつだって、意識を果てしない宇宙へ飛ばすことができる。
昼間とは違う夜の時間は、時空を超える安らぎの時間。
眠りながら宇宙を旅する。
宇宙とつながることで、明日はさらに輝く。