【自分の声が嫌い】
録音した自分の声がイヤ!自分の声が好きになる方法は?
自分の声が嫌い![スピリット・ボイス トレーニング319]
※ スピリット・ボイスは、ネガティブなことを考えてしまいがちな目の前の意識を、「1、2、サーン」の掛け声で、自分の後ろ斜め上30センチに飛ばし、俯瞰の意識でラクに楽しく話すトレーニングをしています ※
今回のお悩みは、録音した自分の声を聞いてガックリ、、、というお悩みです。
いやですね、録音した自分の声って。
私も本当に嫌でした。
昔、昔、まだアナウンサーになる前、練習で毎日自分の声を録音していた時、聞いてがっくりきてました。
どうして私の声は、軽くて薄っぺらくて頭にキンキンくるんだろうって。
そして、カツゼツがめちゃくちゃ悪い。
録音するたびにがっくりでした。
自分の声を聞いたら、本当に嫌になります。
私の講座の最初、今どんな声なのか記録するために、ビデオに向かって何かを話していただきます。
「何かしゃべってください、どうぞ!」
カメラを向けられてしゃべるのって嫌ですね。
それでも何か話してくださいます。
その後、練習をした録画を見てみると、「あれ?この声いいですね。私めちゃくちゃうまくありませんか」になっています。
2〜3時間でどんどん声も表情も変わっていきます。
スピーチを読んでもらったり、感想を言ってもらったりするのですが、ご自身でご自身のビデオに向かって「うまいですね〜」とおっしゃってニッコリ笑顔で帰られます。
この短い時間で、この方の何が変わったのでしょうか?
人間は同じなのですが、意識の持ち方が変化して、それによって、声の出し方が変わったのです。
つまり、元からこの声を持っていたってことなんですね。
ただ、出し方を忘れてましたんです。
多分お子さんの頃は、こんな気持ちのいい声だったことでしょう。
子どもさんの声はすごいですね。
どこまでもどこまでも飛んでいきます。
あの声をみんな出せていたんですね。
しかし、「そこで大きな声がダメよ」とか、「じゃあもう少しゆっくり静かに話しましょうね」っとルールを教えられて、あれ??ダメなのってなっていきます。
気持ちよかったのに、ここではダメなんだ。
じゃあどうすればいいの?と考える間に、声はちっちゃくなってしまって、一番無難なところに収まっていきます。
そして、昔の元気の良かった声をすっかり忘れてしまうんですね。
自分の録音した声は、自分でこの場に合うようにしていたり、自分のドキドキ感が入っていたり、本来の自分の声に何かがいっぱいついてしまっているのです。
そのついてしまったところが、嫌だな〜とあなたを思わせる原因なのです。
スピリット・ボイスは、昔の子どもさんの時代のパワフルな声に戻していくのが目的です。
意識をちょっと変えただけで、昔のあなたの声が戻ってきます。
練習して作ったものではなくて、元から持っていたものがうまく出るようになったということなのです。
うまく出せるようになった声の録音を聞くと、ご本人が抜群に気持ちがよくなるのです。
トレーニングをしていい声になったのではなく、自分の忘れていた声を出せるようになったということなのです。
どなたもきっと自分の声は大好きですよ。
この声は心に響きます。
ほんの1時間ほど、意識を後ろに置く練習をすれば、忘れていた声が出せるようになります。
本来の声を呼び起こすための方法が、「1、2、サーン」なのです。
いい声が出た時気持ちいいのは、気持ちのいい波動が出ているからです。
その気持ちのいい波動の声は、誰が聴いても気持ちがいい。
それがいい声なのです。
綺麗な声というよりも、あなたらしい声、聴いていて気分が良くなる声です。
ぜひ、「1、2、サーン」の掛け声で、意識を後ろに思いっきり飛ばして、あなたの声を録音してみてください。
あ、この声だったら大丈夫かも!って思われるかもしれません。
池本美代子YouTubeチャンネル youtube.com/@miyomin
※ 俯瞰で話すボイストレーナー 池本美代子 ※
「スピリット・ボイス」は、「俯瞰(ふかん・上から全体を見る)」に意識をおいて話すボイストレーニング法です。
「意識を変えるだけで勝手にいい声になる」スピリット・ボイスは、
あなたがさらにあなたらしくなるボイストレーニングです。