【車と自動車の違いって?Kuruma vs. Jidousya – What’s the Difference?】日本語レッスン95
車って何?
ある外国の方から「車と自動車は同じですか?違うんですか?」という質問がありました。
正直なところ、私もあまり深く考えたことがなかったので、改めて調べてみました。
まず、「車(くるま)」という言葉は、普段の会話ではたいてい「自動車(じどうしゃ)」のことを指しています。
でも本当の意味ではちょっと違いました。
広い意味の「車」
辞書では、「車」というのは「車輪が付いている乗り物や運搬道具全般」のことを指します。
つまり、
- 自動車
- バイク
- 自転車
- 三輪車
- リヤカー
など、車輪がついているものは全部「車」なんです。
「自動車」とは?
一方で、「自動車」というのは、エンジンやモーターなどによって動く、車輪が付いた乗り物を指します。
しかも、レールや線路の上を走るものではない、というのが条件です。
要するに、モーターやエンジンで動く車輪の乗り物が「自動車」というわけです。
普段は「車」って言っちゃうけど
会話の中では、ほとんどの場合「車=自動車」という認識で使われています。
たとえば「車で行く」と言ったら、それは「自動車で行く」という意味です。
「自動車で行く」って言うと、逆にちょっと堅い印象すらあるかもしれません。
まとめ
- 「車」は、車輪のある乗り物や道具全般を指す広い言葉
- 「自動車」は、エンジンやモーターで動く車輪付きの乗り物
- 日常会話では「車=自動車」でOKだけど、本来の意味は少し違う
外国の方の視点って、本当に鋭いですね。
こういう質問から、日本語のおもしろさを再発見できます。私も良い勉強になりました!
池本美代子YouTubeチャンネル youtube.com/@miyomin
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