【正確(せいかく)と正解(せいかい)の違い Difference Between “Seikaku” and “Seikai”】日本語レッスンJapanese lesson 176
正確とは?
まず「正確」という言葉について考えてみましょう。
「正確です」と言うとき、それは“答えが事実と合っていて間違っていない”ということを意味しています。
たとえば、ある質問に対して「Aです」と答えたとき、その内容が事実に基づいていて間違いがなければ、「その答えは正確です」となります。
つまり、“正確”とは「間違っていない」ことを示す言葉なんですね。
正解とは?
一方で「正解です」と言うとき、それは“問いに対して正しく答えることができた”というニュアンスが強くなります。
たとえば、テストで「Aが正解です」と言われれば、それは「正しく答えられましたね!」という意味。
つまり、“正解”とは「正しく回答できている」ことを指す言葉です。
ニュアンスの違い
この二つの言葉、似ているようで実は違うところがあります。
「正確」は、事実に合っていて間違いがない状態。
「正解」は、問いに対して正しく応答できた結果。
日常でも使われる「正解」
「正解」は、実はもっと広い意味でも使われます。
たとえば、
「今日雨が降ったから傘を持ってきて正解だった!」
こんなふうに、「結果的に良かったこと」に対しても「正解だった」と言うことがあります。
このように、「正確」と「正解」はどちらも正しさを表す言葉ですが、
「正確」は事実との一致、
「正解」は結果や判断が良かったことにも使われる違いがあります。
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