話していて息が漏れる、続かない!腹式呼吸と胸式呼吸の違い [スピリットボイス・トレーニング152]
★☆ 話していて息が漏れる、続かない!腹式呼吸と胸式呼吸の違い ★☆
今日のワンポイントレッスンは、息が続かなくて苦しくなっちゃう方へのアドバイスです。
息の入れ方で、クリアしましょう!
悪い息の吸い方は、胸と肩を、前あるいは上に動かしながら吸うやり方です。
こうすると、肺が前に少し膨らみます。
良い息の吸い方は、胸と肩は、全く動かさず、
鼻から吸った息は、お腹の下の方へ送ります。
こうすると、肺は下に膨らみます。
これが、胸式呼吸と腹式呼吸です。
胸式呼吸は、ろっ骨が肺が膨らんで前に動いた分、元の場所に戻ろうと肺を押し、
そのためにせっかく入れた息が口から漏れやすくなるんですね。
腹式呼吸は、肺が下に膨らんだ分、横隔膜が下に下がります。
その下がった横隔膜を、その位置でキープすることができると、
息を自分でコントロールすることができるのです。
息の入れ方を気をつけてみてください!
そして、いつもお伝えしている、 意識が、前かにあるか、後ろにあるかですね。
後ろを意識して話すと、勝手に息がコントロールできますよ!
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※ 俯瞰で話すボイストレーナー 池本美代子 ※
スピリットボイスは、「俯瞰(ふかん・上から全体を見る)」に意識をおいて話すボイストレーニング法です。
「意識を変えるだけで勝手にいい声になる」スピリットボイスは、息のことを考えなくなるくらい、自然にラクに話せるようになります。