【声が高すぎる】
私の声は高い、声が高すぎるんです！！下腹に力が入るようにして、エネルギーの高い声を出そう！

声が高すぎる[スピリット･ボイストレーニング324]

※ スピリット･ボイスは、ネガティブなことを考えてしまいがちな目の前の意識を、「１、２、サーン」の掛け声で、自分の後ろ斜め上30センチに飛ばし、俯瞰の意識でラクに楽しく話すトレーニングをしています ※

今回は、
私の声高すぎるんです。どうにかならないでしょうか、、、というお悩みです。

今回お悩みの高い声というのは、裏声っぽい声ってしまうということでしょうか。
高すぎるふわっとした感じの声の原因は、お腹に力が入っていないということだと思います。

どうすればいいのか！
お腹に力が入る簡単な方法は、口の中の奥で音を作る、です。
片手をパーにして顔の側面に当て、指を口の奥行きを図るメモリとして、どの指あたりで音を作っているかを調べます。
親指が当たるところ、口の中の一番奥で話をすることによって、下腹に力が勝手に入ります。
お腹に勝手に力が入る話し方になるまで、口の中の奥の方で話してください。

これが、しっかりとしたエネルギーが高い声が出る基礎です、土台です。
裏声っぽい声が、地声になると思います。

お腹の力が入るところは、おへその下です。
よく言う丹田っていうところですね。
丹田自体には、力が入らないと聞いたことがあるんですが、丹田あたり、腸の前あたりに、支えるようにぐっと力が入るということです。

これも聞いた話なんですけども、この力の入る場所は、腹筋をして鍛えられる筋肉ってないそうなんです。
なので、話すことによって、筋肉を鍛えていくというようなイメージです。

口の中の奥で話す、つまり意識を後ろに持っていくことになるのですが、そうすると勝手に下腹に力が入ります。
この支えをキープしながら話していると裏声になりません。

その昔、私の声は高くてフワーとしていました。
ナレーションを録音していて、声の質を測るタコメーターみたいなのがあるのですが、私の声は全然針が触れなかったんです。
全然針が触れない、つまり質がない声だったんです。
お腹に力が入って話ができるようになって、ようやく針が触れるようになりました。

高めの声で充実した声になると、どこまでも通るし、人が多くてもかき消えない声になります。
また、落ち着いた感じの声になると思いますので、ぜひともお腹に力が入った、意識が後ろにある声を練習してみてください。