【大人数だと声が届かない】
私の声は消える、届かない、聞こえない。なんとかしたい!

声が届かない、伝えられない[スピリット・ボイス トレーニング315]

※ スピリット・ボイスは、ネガティブなことを考えてしまいがちな目の前の意識を、「1、2、サーン」の掛け声で、自分の後ろ斜め上30センチに飛ばし、俯瞰の意識でラクに楽しく話すトレーニングをしています ※

今回のお悩みは、大人数だと私の声は消えてしまう、です。

多く人がいらっしゃったら、ちゃんと伝えられるか、どうか声を出す前に心配になりますね。

自慢ではございませんが、私の声はよく響きますので、一声でその場を制することができます(大きすぎる!)。
なぜ私の声は、皆さんに受け取ってもらえるのか。
それは声の通りがいいからです。
人々の中に、声が飛んでいくからです。

声の通りの悪い人は、ピョーンと声が飛んでいかないのです。
ご自身はしっかり話しているのですが、途中で声が落ちるから、遠くに行かないっていうイメージでしょうか。

これを解決する方法1つ目、息を使わないで話す!ということです。
息を使って話すと、声の密度が薄くなり、ほわんとした飛ばない声になります。
息を使わないで話すと、ぎゅっと充実した声になり、遠くへ飛んでいきます。

解決方法2つ目、自分の声が人に聞いてもらいたいか聞いてもらいたくないかという、心理的な面をみてみましょう。
私は、聞いて聞いて!という気持ちで話すので、声を聞いてもらえます。
ところが、「いやいや、そんなにしっかり聞いてもらうほどでもないし、、、別にいいです」という気持ちでしたら、やはりあまり届かない声になります。
ちゃんと自分のことを聞いてもらいたいと思ったら、遠慮なく声を相手の方に飛ばして届けましょう。

解決方法3つ目、口の形を意識してみましょう。
口を横に広げたまま話をすると、左右に広がっていく声になります。
自分の近くでははっきり聞こえる声も、遠くに広がっていくにつれ、音がぼやけてきます。
口は、横ではなくできるだけ縦に開けるようにしましょう。
すると声が一本の棒状にまとまり、よく飛んでいきます。

解決方法4つ目、目的の人に向かって声を届ける、ということです。
扇状に声を広げて話すと、周りの人みんなに届けるという印象で、目的の方が誰もいないから、結局誰にも受け取ってもらえません。
口の形を縦にして、声と意識をまとめ、届けたい相手に声を飛ばして届けます。
大人数の場合は、その目的の方を、あちこちにおいて、順番に届けていくイメージがいいと思います。

この4つの解決方法がわかったら、「1、2、サーン」の掛け声で、意識を後ろにおいて、声を届けましょう。
「1、2、サーン」っとやってみるとお腹に力が入ります。
後ろを意識すると、お腹に力がぐっと入りますので、充実した遠くへ飛ぶ声に変わります。
もう一つ付け加えると、口の中の一番奥で音を作ると、さらに後ろを意識でき、響くいい声になります。

この声で、相手の方の耳に声を入れるイメージで話すと、そのイメージ通りに声は届きます。
できれば、音をいつもよりも少し高めにすると、気分も上がってより響く明るい声になります。

このようにいろいろやった成果で、人に聞いてもらえる届く声になりますので、私の声は届かないと思っている方、練習してみてください。
あ、こんな声が出るんだ!と気づかれると思います。

私の話聞いて!っていう気持ちを出すと、さらに楽しくなってきます。

池本美代子YouTubeチャンネル youtube.com/@miyomin

※ 俯瞰で話すボイストレーナー 池本美代子 ※
「スピリット・ボイス」は、「俯瞰(ふかん・上から全体を見る)」に意識をおいて話すボイストレーニング法です。

「意識を変えるだけで勝手にいい声になる」スピリット・ボイスは、
あなたがさらにあなたらしくなるボイストレーニングです。 

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