【日本語の「を」の使い方 How to Use the Japanese Particle “を”】日本語レッスン19
「を」はどう使う?
日本語を勉強していると、助詞の使い方で迷うことがありますね。
今日は特に、多くの学習者が悩みがちな助詞「を」の使い方を、具体例を交えて分かりやすくご紹介します!
1.通過する場所を示す
「を」は通過する場所を表すときに使います。
- 橋を渡る
- 公園を走る
これらは、橋や公園を「通り抜ける」「通過する」という意味で使われています。
2.経過する時間を示す
時間の経過を表す場合にも「を」が使われます。
- 夏休みを海外で過ごす
この場合の「を」は、特定の期間を指していますね。
3.離れる対象を示す
「を」は何かから離れる動作を表現するときにも使います。
- バスを降りる(バスから離れる)
- 会社を出る(会社から離れる)
これらの例では、それまで居た場所や乗っていたものから離れることを意味しています。
4.動作の方向を示す
動作がどちらを向いているか、方向を示す場合にも「を」を使います。
- 下を向く
- 先生の方を見る
動作の対象や方向を明確にする役割があります。
おわりに
日本語の「を」の使い方は、以上のような主に4つのポイントに分かれます。
これらを意識して練習すると、ぐっと自然な日本語が身につきますよ!
池本美代子YouTubeチャンネル youtube.com/@miyomin
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