【鼻濁音とは? What is “Bidakuon” (Nasalized Sounds)?】 日本語レッスン20
鼻濁音ってなに?
日本語には「が」という音でも、実は2種類の発音があるのをご存じでしょうか?
それは「が」(濁音)と「か°」(鼻濁音)という2種類なんです。
「が」と「か°」使い分けのポイント
濁音の「が」は「がんがん」とはっきりした強い音です。
一方、鼻濁音の「か°」は少し鼻に抜ける柔らかい音、「んがー」という感じです。
具体的な使い方としては、
- 「げんき」「ごはん」など、言葉の最初にが行がくる場合には、はっきりと「が」と発音します
- 「さがる」「やぎ」など、言葉の真ん中や後ろに来るときには、鼻濁音の柔らかい「か°」を使います
鼻濁音の発音のコツ
鼻濁音は、はっきりした「が」から角をちょっと削ったような、鼻から息を軽く抜く感じで発音します。
ただし、鼻にかけすぎると違和感が出るため、少しだけ鼻に抜けるような感じを心掛けましょう。
実際に使ってみましょう
助詞の「が」も鼻濁音を使ってみましょう。
「〜が」とはっきり発音するよりも、「〜か°(鼻濁音)」と鼻に抜ける音で発音すると、柔らかく自然な響きになります。
鼻濁音をうまく使うことで、日本語がより美しく聞こえるようになりますよ。
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