【「そうだ」の使い方 How to use “sou da”】日本語レッスン142
「そうだ」って、どういう意味?
先日、「“そうだ”ってどういう意味ですか?」という質問をもらいました。
自分でもちょっと調べてみたけれど、よくわからなかったので、今日は日本語教師のガティ先生に聞いてきました!
「そうだ」1つ目:想像で言ってみる
まず1つ目の使い方は、外から見て想像できることを口にする時。
たとえばケーキを見て「このケーキは美味しそうだ」って言いますね。
実際に食べてないけど、見た目から「美味しいに違いない」と想像して言っているんです。
他にも「新しいスマホは便利そうだ」など、見た目や雰囲気から想像できることに使えます。
NGな使い方:目で見てすぐ分かることには×
気をつけなくてはいけないのが、「目で見てすぐ分かること」には使ってはダメということです。
たとえば「あの人は綺麗そうだ」って言うと、ちょっと変です。
だって、もう“綺麗”って分かってるのに、わざわざ「そうだ」ってつける必要がないからです。
そういう時は「あの人は綺麗ですね」ですね。
「〜しそうだ」:変化や動きが起こりそうなとき
もう一つ、「そうだ」には「〜しそうだ」という使い方があります。
これは、「今から何かが起こりそう」という時に使います。
・財布が落ちそうです
・大きな地震が起こりそうです
こういう時は「兆候がある」「変化がありそう」という意味で使います。
NGな使い方②:自分の意志には使えない
注意点その2。
話し手の意志を表す時には「そうだ」は使えません。
たとえば「私は早く帰りそうだ」って言うと、ちょっとおかしいです。
「帰りそうだ」は、他人が話し手を見て言う言葉です。
自分の行動に「〜しそうだ」は使いません。
まとめ
- 見た目から想像する時 → OK!
- すでに分かっていること → NG!
- 起こりそうな変化や動き → OK!
- 自分の意志や行動 → NG!
以上、「そうだ」についてでした!
池本美代子YouTubeチャンネル youtube.com/@miyomin
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