【難しい発音「美術室」 The tricky pronunciation of “Bijutsushitsu”】日本語レッスン47

発音が難しい単語ってありますね

日本語には発音が難しい単語がたくさんあります。
今回お悩みでいただいた「美術室(びじゅつしつ)」も、言いにくい難関ワード。
今回は、そんな「美術室」の発音を、一緒に練習してみましょう!

「美術室」の正しい発音方法

まず、「美」は比較的簡単で、口を自然に開いて「び」と発音します。

次に難しいのが「じゅ」です。

「じゅ」の発音のポイントは、「じ」の時に、舌の先を下の歯の裏側につけて、舌の中央部分を上あごに軽くくっつける感じで、「じじじ」と発音しながら「ゆ」の音を加えていきます。
舌の中央が軽く口の上あごに触れるイメージです。
「じゅ」とスムーズに発音できるよう意識してみましょう。

続いて「つ」ですが、これは上の歯の裏側に舌の先を軽く当て、小さく空気を押し出すようなイメージで発音します。
舌を軽くつけてすぐ離すのがポイントです。

次に来る「し」の音は、舌の先を下の歯の裏側につけて、舌を上顎に近くまで盛り上げ、口の中に小さな隙間を作りながら、「し」と空気を擦り出す感じで発音します。
ここは舌が上の歯にくっつかないように注意してください。

そして最後はもう一度「つ」です。
最初の「つ」と同じように、上の歯の裏側に舌の先を軽くつけてから、さっと離して空気を押し出します。

ゆっくりと練習しましょう

では、一度ゆっくり発音してみましょう。

「び・じゅ・つ・し・つ」

慣れてきたら徐々にスピードアップして、普通のスピードで言えるよう練習してみてください。

「びじゅつしつ」

日本人でも難しい理由

このように「美術室」の発音が日本人でも難しいのは、舌の動きが複雑であること、また口内の細かな調整が必要になるためです。
これが上手くできると、日本語の滑舌や発音全体が良くなるので、ぜひ繰り返し練習してみましょう。

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