【「存じ上げる」と「存じている」の違い Do You Know the Difference Between “Zonjiageru” and “Zonjiteiru”? 】日本語レッスン26

「存じ上げる」と「存じている」の使い分け

「存じ上げる」と「存じている」、この2つの言葉を使い分けられていますか?
一見似ているけど、実ははっきりとした違いがあるんです。

「存じ上げる」は「人」に使う

まず「存じ上げる」は、人に対して使う言葉です。

  • 例:「その方を存じ上げております。とても素敵な方ですね。」

このように、人を対象として丁寧に敬意を示す時に使用します。

「存じている」は「物」や「事柄」に使う

一方で、「存じている」は、それ以外のもの、例えば本やお店などに対して使います。

  • 例:「その本を存じております。」
    「そのお店を存じております。とてもいいお店ですね。」

このように、人以外の物事を対象として丁寧に表現したい時に使います。

知っている人はしっかり見ている!

この2つの言葉をちゃんと使い分けていると、相手は「あ、この人はわかって使っているな」と思います。
ビジネスシーンや日常生活でも、相手に良い印象を与えることができます。

ぜひこの違いを意識して使ってみてくださいね!

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