【あげる・もらう・くれるの違い “Ageru / Morau / Kureru” – What’s the Difference?】日本語レッスン131

あげる:私から相手へ

まず「あげる」。
これは、自分から相手に物が移動するときに使います。

たとえば、話し手が「ガティ先生」、相手が「みよみん」だったとしましょう。
「ガティ先生(私)はみよみん(相手)に花をあげた」
このとき、花という物が、ガティ先生(私)からみよみん(相手)に移動したということです。

つまり、「あげる」は“私→相手”という方向なんですね。

もらう:相手から私へ

次に「もらう」。
これは、相手から自分に物が来る場合です。

「みよみん(私)はガティ先生(相手)に花をもらった」
このときは、花がガティ先生(相手)からみよみん(私)へ移動しています。

なので「もらう」は、“相手→私”のイメージです。

くれる:話し手側のグループに対して

最後に「くれる」。
これは、話し手や話し手に近い人(家族や仲間)に物が渡される場合に使います。

たとえば、
「ガティ先生が私の母に花をくれた」
この場合、「私の母」は話し手である「私」のグループに入っている人。
だから、「くれる」が使われるんです。

つまり、「くれる」は“相手→私または私の仲間”ということです。

まとめ

動詞方向
あげる私 → 相手
もらう相手 → 私
くれる相手 → 私または私の仲間

主語や立場によって使い分けが必要で、ちょっと混乱しやすいですが、
実際に使って慣れてくださいね。

池本美代子YouTubeチャンネル youtube.com/@miyomin

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