【考えると思うの違い The difference between “kangaeru” and “Omou”】日本語レッスン Japanese lesson 160
考えると思うってどう違うの?
「考える」と「思う」って、似てるようで実は違うんです。
日本語教師のガティ先生に教えてもらいました。
「考える」は客観的に頭を使うこと
「考える」っていうのは、筋道を立てて、頭を働かせて、客観的に判断すること。
たとえば、
- 人生を考える
- 数学の問題を考える
こういうのは、頭をフル回転させてますね。
「思う」は感情を伴う心の動き
一方の「思う」は、想像したり、決意したり、心配したり…つまり感情とつながっている心の動きなんです。
たとえば、
- その意見は正しいと思う
- 子どものころのことを思う
これは、頭じゃなくて、心が反応してる感じです。
「彼女のことを考える」と「彼女のことを思う」の違い
「彼女のことを考える」は、「何をしているのかな?」「これからどう付き合っていくのかな?」みたいに、筋道を立てて思考しています。
でも「彼女のことを思う」だと、「元気かな?」「今日楽しかったな~」って、感情を伴ってほわっとした気持ちになります。
まとめ
「ほぼ同じ」と思ってたけど、実は違ったんだなってびっくり。
意識して使い分けると、自分の気持ちや考えがよりクリアになるかもしれません。
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