【停止・休止・中止の違いとは? Difference Between Teishi, Kyūshi, and Chūshi】日本語レッスン Japanese lesson 164
停止は「今、進んでいるものを止めること」
「停止」は、今まさに動いていたものをその場で止める、という意味です。
たとえば電車が進んでいたのを止める、機械の動きを止める、というように、「進行中だったものがピタッと止まる」イメージです。
休止は「一時的にお休みしてまた再開する」
「休止」は、いったん動きを止めて「ちょっと休む」感じです。
これは止まったままではなくて、また動き出すことが前提です。
しばらくお休みしてから再び始める予定がある、というニュアンスですね。
中止は「やる予定だったこと自体を取りやめる」
「中止」はちょっと違います。
もともと計画されていたことを、「やっぱりやめます」と決定することです。
たとえば「今日の運動会は中止します」というように、せっかく準備していたのに、実行されないということです。
これは「もうやらない」と決めることなので、再開の予定もありません。
まとめ
- 停止:今動いてるものを止める(例:機械の運転を停止)
- 休止:一時的に休んでまた再開する(例:サービスを一時休止)
- 中止:最初からやらないと決める(例:イベントが中止)
どの言葉も「止まる」ではあるけれど、その背景や再開の有無で、使い分けが必要ですね。
池本美代子YouTubeチャンネル youtube.com/@miyomin
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