チェックポイント⑭ 接点の目から文字を見る
《テキスト》
「言葉は人を表す」
同じ内容でも伝え方によって、
相手の受ける話の印象は違ってきます。
良いコミュニケーションをとるために、
また言葉を大切に使うために、
日頃から言葉遣いを意識して、
「言葉」に磨きをかけてみてください。
意識することでこれまで以上に、
言葉で自分らしさを表現することが、
楽しくなります。
![]()
後頭部の目で文字を見る
これから使用する練習文です。
「言葉は人を表す」
同じ内容でも伝え方によって、
相手の受ける話の印象は違ってきます。
良いコミュニケーションをとるために、
また言葉を大切に使うために、
日頃から言葉遣いを意識して、
「言葉」に磨きをかけてみてください。
意識することでこれまで以上に、
言葉で自分らしさを表現することが、
楽しくなります。
では、初めの文節を読んでみましょう。
ここでは、自分の本当の目ではなく、うちわとの接点の位置に目があると思って、その目で文字を見てください。
接点の目で字が見えます。
「同じ内容でも伝え方によって」
接点の目はやったことのない感覚なので、初め戸惑うかもしれません。
ただ見えた字を、単純に音に変換するだけと思って声に出してみてください。
意味はわからなくていいです。
読む前は、うちわとの接点に「意識」がしっかりあっても、いざ読もうとすると「意識」が接点から離れ、字のほうへ移動してしまうことが多いです。
「何が書いてあるのかな」と書いてある字に気が移動した瞬間、「意識」が接点からずれてしまうのです。
本当の目と接点の目の位置は、20数センチしか違わないかもしれませんが、声はかなり違っています。
接点に「意識」を置き続けられると、声が出しやすく、音はクリアになっています。
練習をしていくと、ご自身でも「意識」が、字のほうへ移動したときと、接点のまま読めたときとの感覚の違いがわかると思います。
「意識」を後ろに置くことができれば、「何が書いてあるのかな?読めるかな?」などの余計な気持ちが声に入り込まなくなり、聞き手にストレートに、内容が届きます。
コツ!
後頭部とうちわとの接点は、必須です!!
暗記して声を出すのではなく、しっかり字を見て読むのは、さらなる練習のためです。
いつもと目の使い方が変わりますね。
文字の意味を考えようとすると後ろの接点から意識がずれやすいので、シンプルに見えた字を音にすることに徹しましょう。
ただ字を見る、という見方です。
何も考えずにやってみるとうまくいきます。
それができる素直な方がうまくなるのです!
ほんの少しの意識のズレで、声が変わってしまいます。
スピリットボイスは、3センチ、5センチの意識の場所の違いが大きな違いになってくるのです。
![]()
*スピリットボイスくんから*
この目の使い方をしていくと「意識」がちょっとずつ変わってきますね〜。
少しずつ、後ろに「意識」が動いていっているんですよ〜。
それは、どんどん今までの自分を手放していく、ということなのです。
これを、何人かの感覚の鋭い方は、「怖い感じがする」とおっしゃいます。
そうなんです、怖いことなのです。
今までとは違う、知らない世界に入っていくのです〜。
ぜひ、ご自身中での「未知との遭遇」を、楽しんでみてくださいね!
怖いけどね(^o^)
