チェックポイント㉚ 心から湧き上がる言葉で伝えてみる

心の言葉で話すと緊張がなくなる

あなたは、「心」の中の本当の思いを、人に伝えることができます。
自分の感想を録画して聞いてみると、「そう、そう」と一言一言に納得することでしょう。
そうです、言葉に全くウソがないのです。
こんな言葉が、相手の「心」を打ちます。
「この人は、本当の『心』の言葉を、今、私達に伝えようとしている」というのが、相手に伝わるのです。
なので、耳を傾けてくれます。

 

言葉がうまく出なくて、長い「間」があったとしても、その「間」が、またいい「間」になっていたりします。
「間」も、真実だからです。
「間」によって、さらに聞き手は聞こうという気持ちが起こります。
トーク番組で、時々、司会者の質問にゲストがすぐに答えられず、ちょっと「間」があくということがありますね。
あんな感じです。
「心」の言葉を話しているとき、自分から離れたどこかでその言葉を聞いている自分が、「へぇ〜、私はこんなことを思っていたんだ~、こんなことを話すんだ~」と、びっくりしていることもあります。

そして、なんといっても重要なのは、話し終わった後、自分の頭の中の「反省会」がないということです。
「ああ、もっとこうすればよかった、どうしてこう言ったんだろう・・・」というネガティブな気持ちが起こってこないのです。
ああ、話せて良かった!思ったことが言えた!で終了なのです。

 

「頭」の中の言葉を使っていた自分から、「心」の中の本当の言葉を出せる自分になった時、「心」が嬉しくて、喜んで、涙がこぼれそうになることがあります。
実際に、私のトレーニングの最後に感想を言っていただくと、勝手にポロポロ涙が出てきて「どうして涙がでるのでしょう」と驚く方が何人もいらっしゃいます。
これが、スピリットボイス「心」「魂」の「声・言葉」なのです。
エネルギーが全く違うのです。

 

結局、感想の内容なんて、なんだっていいんです。
何を言ってもいい感想の時間なのに、上手に言おうとした自分、取り繕った自分、とりあえず話し終えようとする自分では、その場がとってももったいないのです。
感想は、あなたの時間なのです。
少しでも楽しい時間にすることが、自分のためになります。
「感想は誰のため?」「私のため!」と思って、そのままの自分で話せるかどうか、実験をしてみてください。

 

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