【読み方のクセが直らない!?】 自分らしさを取り戻す方法
読み方のクセが直らない!?自分らしさを取り戻す方法[ラポール・ボイス トレーニング340]
※ ラポール・ボイスは、ネガティブなことを考えてしまいがちな目の前の意識を、「1、2、サーン」の掛け声で、自分の後ろ斜め上30センチに飛ばし、俯瞰の意識で心を開放して話すボイストレーニングです ※
今回は「ナレーションの練習中に先輩のクセがついてしまった」というお悩みについてお話しします。
ナレーションや朗読を上達させたいけれど、いつの間にかクセがついてしまい、どう直せばいいかわからない方も多いはずです。
私自身の経験も交えて、どうすれば自然なナレーションや朗読ができるのかをご紹介します。
クセがつく原因とは?
ナレーションを練習していると、ついつい「うまくなりたい!」という思いから、先輩や他の人のスタイルを真似しすぎてしまうことがあります。
その結果、無意識にクセがついてしまい、自分のスタイルが見えなくなってしまうこともよくあります。
私も同じように、テクニックや細かい技術を取り入れすぎて、自分らしさを失ってしまったことがあります。
リラックスすることで変わる!
私が主催していた朗読教室は、まず自分の持ってきた本を朗読してもらい、その後瞑想などをして、リラックスした状態で再度朗読するという方法で開催していました。
このプロセスを通じて、リラックスした状態での朗読が、いかに自然で心に響くかを体感していただいていました。
最初の朗読はどうしても力が入ってしまうことが多いですが、リラックスすると心から伝わる声に変るんですね。
自分らしさを大切にする
特に朗読において、最も大切なのは「自分らしさ」です。
練習中にテクニックに頼りすぎると、自分本来の声や感情が削がれてしまうことがあります。
自分の声で、そのままの気持ちで読むことで、聞き手に心から伝わる朗読ができるようになります。
小手先のテクニックからの脱却
ナレーションや朗読において、細かいテクニックを使うことも大事ですが、それだけでは逆に不自然な読み方になりがちです。
自分の声で、自然に文章を読んでみることが大切です。
その朗読を録音して聞き返すと、自分が思っている以上に自然で心に響くことが多いです。
まとめ
ナレーションや朗読のクセを直すためには、自分らしさを大切にし、リラックスして自然な声で読むことが大きなポイントです。
テクニックに頼りすぎると、逆にぎこちなくなってしまうことがあります。
まずは自分の声で自由に読んでみて、録音して確認することをお勧めします。
自然体で読むことで、より心に残るナレーションや朗読ができるようになるはずです!
ぜひリラックスして、自分らしい声でナレーション、朗読に挑戦してみてくださいね!
池本美代子YouTubeチャンネル youtube.com/@miyomin
※ 俯瞰で話すボイストレーナー 池本美代子 ※
「ラポール・ボイス(元スピリット・ボイス)」は、「俯瞰(ふかん・上から全体を見る)」に意識をおいて話すボイストレーニング法です。
「意識を変えるだけで勝手にいい声になる」ラポール・ボイスは、
あなたがさらにあなたらしくなるボイストレーニングです。