【印象に残る声、残らない声 Memorable voices, unmemorable voices】ボイスブログ23

※ ラポール・ボイス(元スピリット・ボイス)は、ネガティブなことを考えてしまいがちな目の前の意識を、「1、2、サーン」の掛け声で、自分の後ろ斜め上30センチに飛ばし、俯瞰の意識で心を開放して話すボイストレーニングです ※

声には印象を左右する『出す場所』がある

声には、聞いた瞬間に印象に残るものと、すぐに流されてしまうもの、または聞いていて疲れてしまうものなど、さまざまな種類があります。

実はこれ、声を出すときの『場所』が関係しているんですね。

印象に残らない『頭から出る声』

まず、印象に残りにくい声。
それは「頭」から出る声かもしれません。

例えば、頭だけで声を出すと、なんとなく話が耳をすり抜けていく感じがしませんか?
言葉は頭に届くんだけど、心には響いてこないんです。

だから、せっかく話しても相手に聞き流されてしまう。
ちょっともったいないですね。

頭だけを使った声は、エネルギーも浅くて、芯がない感じ。
だから、どうしても印象が薄くなってしまうんです。

聞いていて疲れる『喉や胸から出る声』

次に、聞いていて疲れる声。
これは「喉」や「胸」を使いすぎているときの声です。

「今日は一生懸命ボイストレーニングをやりましょう!」
声を出している本人は、「一生懸命やってるぞ!」という感覚で充実感があるかもしれません。

でも実際に聞いている方は、なんだか疲れちゃう。

なぜなら、喉や胸に力が入った声が耳に入ると、聞き手も同じように力が入ってしまうからなんですね。

一生懸命さは伝わるけれど、それが逆に聞き手を疲れさせることもあるんです。

一番心地いいのは『楽でリラックスした声』

じゃあ、一番良い声ってどんな声でしょうか?

それはズバリ、「楽でリラックスしていて、楽しい気持ちが伝わる声」です。

話す本人がリラックスしていて楽しいと、その声には気持ちの良い波動が乗ります。
その波動は聞き手にも自然に伝わって、相手の気分まで良くすることができるんです。

「頑張って頭や喉から声を出す」のではなく、自分自身がリラックスして、楽しいエネルギーを伝える声を心がけましょう。

きっとあなたの話を聞いた人も、自然と楽しくてリラックスできる、そんな魅力的な話し手になるはずですよ!

池本美代子YouTubeチャンネル youtube.com/@miyomin

※ 俯瞰で話すボイストレーナー 池本美代子 ※
「ラポール・ボイス」は、「俯瞰(ふかん・上から全体を見る)」に意識をおいて話すボイストレーニング法です。

「意識を変えるだけで勝手にいい声になる」ラポール・ボイスは、あなたがさらにあなたらしくなるボイストレーニングです。 

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