【自分本来の声を取り戻す簡単な方法 A Simple Method to Rediscover Your True Voice】ボイスブログ75
※ ラポール・ボイス(元スピリット・ボイス)は、ネガティブなことを考えてしまいがちな目の前の意識を、「1、2、サーン」の掛け声で、自分の後ろ斜め上30センチに飛ばし、俯瞰の意識で心を開放して話すボイストレーニングです ※
自分の声を後ろに置くイメージで発声する
今回紹介するボイストレーニングはとてもシンプルです。
「1、2、3」という掛け声と一緒に、自分の意識を前方ではなく後方へ移動させて声を出してみましょう。
普段はついつい前のめりになって、頭を前に出して考え込んだりします。
そうすると、喉が詰まって胸も圧迫されてしまい、滑舌が悪くなったり、声がボソボソしてしまったりと、悪い部分ばかりが目立つ声になってしまいがちです。
「1、2、3」の掛け声で元気な声になる理由
「1、2、3!」の掛け声とともに、後ろに意識を置いて元気に声を出すと、まるで子どもの頃に「わー!」と元気いっぱい走り回っていた時のような、明るくて伸びやかな声が出ます。
実は大人になっても、この元気さは自分の中にちゃんと存在しています。
普段、小さな声や自信なさげな声で話している人も、この掛け声を使うだけで、一瞬で本来の元気な自分を取り戻せます。
本来の自分の声を出してみよう
ただし、声を出す時には周囲の状況に気を配りましょう。
誰もいない場所や、気兼ねなく安心して声を出せる環境で試してみてください。
勇気を出して「1、2、3!」の掛け声の後、発声してみると、驚くほど気持ちがスッキリするかもしれません。
それこそがあなたが元々持っている本当の声です。
抑圧から解放され、本来の自分に戻る声
普段の抑えた声というのは、「こうしてはいけない」「あれをやってはダメ」といった社会的な抑圧の中で作られたものです。
しかし、「1、2、3!」の発声だと、その抑圧された自分ではなく、もっと自由でのびのびとした、本来のあなたに戻ることができます。
つまり、この方法を使えば、ありのままの自分を表現することができるのです。
「1、2、3!」で新しい自分の世界をのぞいてみよう
「1、2、3!」の掛け声で発声をした時、あなたはどんな気持ちになるでしょうか?
ぜひ思いっきり「3!」と発声してみて、その先に広がる自由でありのままの自分が待つ世界を体験してみてください。
ホワイトボードの文字が間違っていました。「指令」→「司令」
池本美代子YouTubeチャンネル youtube.com/@miyomin
(俯瞰クラブは終了しました)
※ 俯瞰で話すボイストレーナー 池本美代子 ※
「ラポール・ボイス」は、「俯瞰(ふかん・上から全体を見る)」に意識をおいて話すボイストレーニング法です。
「意識を変えるだけで勝手にいい声になる」ラポール・ボイスは、あなたがさらにあなたらしくなるボイストレーニングです。