【会話が苦手なら聞き上手になろう Tips for Becoming a Good Listener】ボイスブログ31
※ ラポール・ボイス(元スピリット・ボイス)は、ネガティブなことを考えてしまいがちな目の前の意識を、「1、2、サーン」の掛け声で、自分の後ろ斜め上30センチに飛ばし、俯瞰の意識で心を開放して話すボイストレーニングです ※
今日は「話す」ということをちょっと横に置いて、「聞く」ということに注目してみます。
話すのも大事ですが、聞くことにも大切なポイントがいくつかあります。
アイコンタクトが重要
聞くときに大切なことの一つが「アイコンタクト」です。
相手の目を見ることで、「あなたのことをしっかり認識していますよ」というメッセージになります。
逆に、目を見ないで「あ、そう」「ふーん」と聞いていると、「私の話をちゃんと聞いてないな」と感じさせてしまいます。
ただし、じっと見つめ続けるのは相手に威圧感を与えてしまうこともあります。
おすすめは、「ふわっと」見る感じです。
目を見たり、時々手元に視線を移したりして、自然な視線を心がけましょう。
そして、ここぞという重要なポイントの時だけ、パチッと相手の目を見ると、より強い印象を持ってもらえます。
適度なあいづちを打とう
話を聞くときのあいづちも大切です。
まったくあいづちがないと相手は寂しく感じます。
逆に、「そうそう」「わかるわかる」とあいづちを打ちすぎると、聞いている側も疲れてしまいます。
ベストなのは、自然で心のこもったあいづちです。
本当に話を聞いているという気持ちが伝わると、相手も心地よく話せます。
表情や態度も合わせよう
聞く時の表情も重要です。
話の内容に合わせて、興味深そうな表情をしたり、相手が悲しそうなときには共感するような表情をすることも大切です。
表情や態度を通じて相手の感情に寄り添うと、より「分かってもらえている」と感じてもらえます。
聞くと話すのバランスは7:3
会話をする際、理想的な割合は相手が7、自分が3くらいがベストです。
聞き上手は誰からも人気があります。
会社や日常生活で人気者になる人は、聞くことが上手な人です。
今日はちょっと意識して「聞き上手」にチャレンジしてみてください。
適度なアイコンタクトとあいづち、そして相手に寄り添った表情で会話を楽しめば、きっと相手も満足してくれます。
自分の話を聞いてもらえることが、人にとって一番の満足感につながります。
相手が満足できる会話を楽しみましょう!
池本美代子YouTubeチャンネル youtube.com/@miyomin
※ 俯瞰で話すボイストレーナー 池本美代子 ※
「ラポール・ボイス」は、「俯瞰(ふかん・上から全体を見る)」に意識をおいて話すボイストレーニング法です。
「意識を変えるだけで勝手にいい声になる」ラポール・ボイスは、あなたがさらにあなたらしくなるボイストレーニングです。