【喉が痛い時の話し方のコツ Tips for Speaking When Your Throat Hurts】ボイスブログ53

※ ラポール・ボイス(元スピリット・ボイス)は、ネガティブなことを考えてしまいがちな目の前の意識を、「1、2、サーン」の掛け声で、自分の後ろ斜め上30センチに飛ばし、俯瞰の意識で心を開放して話すボイストレーニングです ※

喉がガラガラになった時は、まず「喋らない」

風邪をこじらせて、喉がガラガラになってしまうときがあります。
さらに、喉が痛いまま無理して話し続けると、いつまでも治りません。
喉が痛い時の一番の対策は、やはり「喋らないこと」。
喉が治るまでは我慢して休ませることが重要です。

どうしても話す必要がある場合は「力を抜く」

とはいえ、どうしても話さなければいけない場面はあります。
そのような時には、できるだけ喉に力を入れない話し方を意識しましょう。
喉に負担をかけないためには、「俯瞰」の意識がおすすめです。

「俯瞰」で喉を守ろう

意識を後ろ斜め上に置くことで、喉の力が緩み、軽く話せるようになります。

具体的には、「1・2・3」の掛け声で意識を後ろに飛ばして、発声してみてください。
この時、喉に力が入らず、軽い感じで話せる場所が見つかると思います。
この軽くだせる声を使えば、喉を痛めずに話ができます。

喉を痛めない「軽い声」の見つけ方

喉に力が入ると喉を強く押しているような感じになります。
一方、「俯瞰」の意識だと、後ろに抜けるように声を出すことで、喉の力を抜いた状態で話をすることができます。

この「軽い声」が出せるポイントがどのあたりにあるのか、ぜひ探してみてください。
「1・2・3」の発声練習を何度か繰り返して、喉の力を抜いた軽い場所を見つけてください。

「がんばらない声」で伝わる自分らしさ

普段から一生懸命がんばって話す人ほど、ついつい喉に力が入りがちです。
しかし、がんばりすぎなくても言葉はきちんと伝わりますし、それ以上にあなた自身の自然な魅力が相手に届きます。

軽い声で話すことを試してみると、「喉を使わなくても言葉が通じる」「がんばらなくてもいい」という新しい感覚が得られます。

喉が痛い時こそ、「俯瞰」の意識を活用

喉が痛いけど話さなきゃいけない、そんな時こそ「俯瞰」の意識を使いましょう。

喉に負担をかけず、無理のない自然な声で話せるようになると、日頃の会話も楽になります。

ぜひこのコツを取り入れてみてくださいね。

池本美代子YouTubeチャンネル youtube.com/@miyomin

(俯瞰クラブは終了しました)

※ 俯瞰で話すボイストレーナー 池本美代子 ※
「ラポール・ボイス」は、「俯瞰(ふかん・上から全体を見る)」に意識をおいて話すボイストレーニング法です。

「意識を変えるだけで勝手にいい声になる」ラポール・ボイスは、あなたがさらにあなたらしくなるボイストレーニングです。 

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