【「だけのことはある」って? “Dake no koto wa aru” – What Does It Mean】日本語レッスン104
「だけのことはある」って、どんな時に使うの?
「だけのことはある」という表現、聞いたことがありますか?
「なるほど、そういう意味だったのか!」とスッキリするために、今回はこの言葉について解説していきます。
努力や経験が報われた時に使う
「だけのことはある」は、努力や地位、経験などに見合った結果が出ているときに使われます。
つまり、「それだけのことをしてきたんだから、結果が出るのも当然だよね」という意味合いです。
例文で見てみよう
例1:
A「日本語がお上手ですね!」
B「日本に10年住んでいました。」
A「日本に10年住んでいただけのことはありますね!」
→ ここでは、「日本語が上手」という結果が、「10年住んでいる」という経験にふさわしいと言っています。
例2:
A「彼女の歌をよく知ってるね。」
B「長年のファンだからね。」
A「長年のファンであるだけのことはあるね。」
→ 長年のファンという経験があるからこそ、歌のことをよく知っているんだね、ということですね。
ポイントまとめ
- 「だけのことはある」は、「○○してきた甲斐がある」というニュアンス
- 努力や経験が結果として表れている時に使う
普段の会話の中でも使えますので、ぜひ覚えてくださいね。
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