【「ん」の発音その2 “N” Sound Pronunciation Part2】日本語レッスン115
今日は「ん」の発音の4・5・6!
「ん」の発音にはいくつかの種類があります。
前回は1・2・3をやったので、今回は4・5・6を見ていきます。
発音その4:鼻音になる「ん」
まず4つ目は「か」「が」「か°」の前にくる「ん」です。
これは「鼻音」といって、鼻から息が抜ける音になります。
例:
- 金塊(きんかい)
- 案外(あんがい)
このとき、「ん」はちょっと唇に触れるような感覚。
舌が少し上に上がるような感じです。
発音その5:喉の奥で鳴る「ん」
5番目は、単語の最後にくる「ん」です。
これは喉の奥でつくる軽い音です。
例:
- あん
- ペン
音がほとんどわからないぐらい、奥で響くような感覚です。
発音その6:鼻にかかる鼻母音
6番目は少しややこしいですが、鼻にかかった「ん」の音。
これは、「あいうえお」「やゆよ」、そして摩擦音(さしすせそ はひふへほ など)の前に「ん」がくるときに起こります。
例:
- 懸案(けんあん)
- 真意(しんい)
- 運営(うんえい)
- 山野(さんや)
- 炭素(たんそ)
- 人件費(じんけんひ)
「ん」が鼻母音になって、鼻に抜ける感じで発音します。
まとめ:6種類、やっと全部終わり!
「ん」の発音は全部で6種類ありましたが、今日はその後半3つを紹介しました。
ぜひゆっくり見返して確認してみてくださいね。
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