【望む・希望・願望の違いって? The Subtle Differences Between “Nozomu”, “Kibou”, and “Ganbou”】日本語レッスンJapanese lesson 189

望むとは?

「望む」っていうのは、「こうなって欲しいな」と願う気持ちのことです。
つまり、物事の実現や獲得を求める気持ちだったり、相手に何かを求める気持ちを指します。

たとえば、「健康でありたい」とか「もっと自由になりたい」といった思いが「望む」ですね。

希望とは?

「希望」は「望む」とほぼ同じ意味です。
ただ、書き言葉としてよく使われる表現です。
つまり、「希望」は「望む」の文章での表現、と考えるとわかりやすいですね。

願望とは?

「願望」は、さらにもう一歩深い感情になります。

今よりもっと望ましい状態や行動、関係性を「どうか叶いますように」と強く思う、そんな気持ち。
「こうなって欲しい」というだけじゃなくて、「どうかどうか…」という強い願いが込められているのが特徴です。

希望が「明るい未来への見通し」や「ポジティブな気持ち」を含んでいるのに対して、
願望はもっと強い「願い」「欲求」に近いかもしれません。

まとめ

「望む」と「希望」はほぼ同じ意味。
「希望」は書き言葉で、明るい見通しが含まれることが多い。
「願望」はそこに強い思い、強い願いが加わった言葉。

違いを知って使ってみてくださいね。

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