【思いが言葉にできない】
言いたいことはあるけれど、うまく言葉にできない!!人がどう思うかより、自分が楽しいにシフトしてみよう!

思いが言葉にできない[スピリット・ボイス トレーニング326]

※ スピリット・ボイスは、ネガティブなことを考えてしまいがちな目の前の意識を、「1、2、サーン」の掛け声で、自分の後ろ斜め上30センチに飛ばし、俯瞰の意識でラクに楽しく話すボイストレーニングです ※

今回は、言いたいことはあるんだけども、それがうまく言葉にできなくて、いつもがっくりくる、というお悩みです。

言いたいことはある、だけどもそれがうまく言葉にできない。
ああ、もどかしいと思っちゃいます。
頭で文章を作って、その文章をちゃんと言おうと思うと、それが意外と難しかったりします。

頭で作った文章をうまく言おうとするより、自分の心の中で思った言葉だけを伝えればいいんだと、伝える言葉を変えてみましょう。
これはプレゼンなど決まったことを伝える時ではなく、会話の時です。
頭で考えなくて言えるかなと思いますが、心の中の言葉で話をすると、意外といい言葉が言えるものです。

言葉を伝える時、いろいろなことを考えてしまいます。
私のことを見てどう思うかな、この人ちゃんと話ができないんだなと思われるんじゃないかな、ちょっと口ごもってしまったらいい印象じゃないな、と、自分の気持ちよりも相手が自分に対してどう思うのかが気になったりします。

でも、意外と相手は、そんなに注意深くあなたのことを見ていなくて、悪く思ったり、間違えたねなんて思っていない。
自分一人が、あそこうまく言えなかったな、ちゃんと言えたらよかったのになと、思い悩んでいるだけかもしれません。
つまり、自分の中で自分を卑下するような、そんな気持ちが悲しい原因かもしれません。

では、どうすれば自分の中の気分を良くすることができるのか。
自分の感情をシフトする、というのはいかがでしょう。

私、昔、アナウンサーでテレビに出てた時、私のことをみんなどう思ってるんだろう、どんな風に見られているんだろうかと、いつも評価をされてるような、採点を付けられているような、そんな気分でいました。
自分の個性を出すこともなく、まあまあ無難なラインのアナウンサーでした。
自分を丸ごとどーんと出す勇気がなかったんです。

その後、ボイストレーナーになってから、自分の思いをテキストに書いて伝えて、皆さんにわかっていただけて、喜んでもらえることを、たくさん体感することができました。
私の思いを伝えることで、皆さんが喜んでくれるんだということを、ようやく手にすることができました。
思うままに伝えることで、相手が喜んでくれて、それで自分も楽しかったっていうほうが、自分も相手もいい結果になっていくんじゃないかと思いました。

アナウンサーの時には、それができなかったんです。
間違わずにやろうとして、無難に何とか伝えることで精一杯だったのです。

さあ、自分にチャレンジです。
自分の思ったことをそのまま口に出してみると、相手からどう反応が返ってくるか、この場がどうなっていくのかは、やってみた時にわかる。
やってみた時に相手の反応を見て、ああ、笑ったとか、何か和んでるとか、私が一番楽しかったという体験をしてみてください。

「1、2、サーン」の掛け声で、「意識」を後ろに置いてみると、後ろにいる自分が自由に話し始めます。
思ったことが簡単に言葉にできる自分になっています。
それが本来の自分に近い自分なんです。
「1、2、サーン」を練習して話がしやすくなったら、そのままを会話の中で使ってみてください。
そうすると、自分らしさはどういうものなのかが、だんだん分かってくると思います。

「1、2、サーン」の掛け声で、気分よく話している時のあなたが、自分らしい自分だと思います。
自分が楽しいというところに、徐々にシフトしていくと、話すことが苦痛ではなくなると思います。

ぜひとも気持ちのいい声で、心の中の言葉を話すということを、ちょっとずつでもやってみてください。
あなたの気持ちが一番大切です。

池本美代子YouTubeチャンネル youtube.com/@miyomin

※ 俯瞰で話すボイストレーナー 池本美代子 ※
「スピリット・ボイス」は、「俯瞰(ふかん・上から全体を見る)」に意識をおいて話すボイストレーニング法です。

「意識を変えるだけで勝手にいい声になる」スピリット・ボイスは、
あなたがさらにあなたらしくなるボイストレーニングです。 

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