【笑えなくなった】
上司の話に作り笑いしていたら、思いっきり笑うことができなくなった

笑えなくなった[スピリット・ボイス トレーニング330]

※ スピリット・ボイスは、ネガティブなことを考えてしまいがちな目の前の意識を、「1、2、サーン」の掛け声で、自分の後ろ斜め上30センチに飛ばし、俯瞰の意識でラクに楽しく話すボイストレーニングです ※

今日のお悩み。
上司の話を毎日延々と聞かされ作り笑いをしていたら、いつの間にか思い切り笑うことができなくなってしまいました。

いつも作り笑いをしていたら、それが自分の笑い顔になってしまって、あれ?思いっきり笑うってどうやるんだっけ?となってしまったのでしょうか。

私もアナウンサーになりたての頃はずっと作り笑いをして、本当に笑うってどうだったかなと、感じていました。
今思えば数年間、笑っていなかったかもしれません。

さて、今回のお悩みの方、上司との会話の場面で作り笑いになってしまうんですね。
その作り笑いをしている自分について、本当の心の中の自分はどう感じていたのかなっていうことを探ってみましょう。

心の中のあなたは、その場面をどう思っていますか?
全然おもしろくないし、作り笑いすらしたくないと思っているかもしれません。
おもしろくないのに笑うって、つらいですもんね。

では、心の中のあなたを守って、一度心の中の声に従ってみましょう。
上司に話かけられて、いつもだったら「あっそうですね、ハハ」っていうところを、真面目な顔で「はい、ちょっと今手が離せないんで、こっちを先にやってしまってもいいですか?」なんて伝えてみるのはいかがでしょうか。

私、実は会社員やったことがなくて、会社というものがよくわからないんですけれども、あえてにっこり笑わないで「そうだったんですね」で、話を終わっていい時もあるんじゃないかなと思います。
場面場面で返す言葉も違うと思うんですけれど、あえて上司に気に入られるためににっこり笑うということをやらなくてもいいのかもしれない、、、っていうのはどうですか。

もしかしたら、その上司はあちこちで同じように話をされているかもしれないので、その状況をちょっと見てみてください。
今話しかけられたあの人めっちゃぶっきらぼうな嫌な顔をしてるとか、返事すらこの人してないとか、皆さんいろんな方法でその上司の話を聞く(聞いてるか聞いてないかわかりませんけど)という時間を過ごしているかもしれません。
だったらあなたも、別にいつも笑わなくてもいい!
「あ、そうですか。すみません、そのお話、今じゃなくてもいいでしょうか?今、ちょっと手が離せなくて」っていう風に、断ることができるかもかもしれません。

自分の心の中の自分は本当はどうしたいのかに、時々従ってみるといいと思います。
笑いたくないね。
今、話聞いてる暇ないね。
じゃあ断りましょうかね。
ということで、お断りする。
今までの自分だったらここでいやいや笑っていたなというのをやめてみる作戦、いかがでしょうか。

そうすると、その上司も、あれ?今日はなんかそっけないね、おもしろくないね、じゃああっち行って話そうかしらって、離れていくかもです。
最近あの子はぶっきらぼうな顔するねってその上司に思われるかもしれませんが、それはそう思っていただいてもいいです!!だって笑いたくないんだもん。

っていうところで、本当のあなたのやりたい姿を少しずつ表に出してみるというのもいい対策かなと思います。
自分の心に素直になって、ストレスがなくなるようにしていきましょう。

池本美代子YouTubeチャンネル youtube.com/@miyomin

※ 俯瞰で話すボイストレーナー 池本美代子 ※
「スピリット・ボイス」は、「俯瞰(ふかん・上から全体を見る)」に意識をおいて話すボイストレーニング法です。

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