【滑舌が悪い】
苦手克服!滑舌を良くしたい!

苦手克服!滑舌が悪い!滑舌を良くしたい![スピリット・ボイス トレーニング301]

※ スピリット・ボイスは、ネガティブなことを考えてしまいがちな目の前の意識を、「1、2、サーン」の掛け声で、自分の後ろ斜め上30センチに飛ばし、俯瞰の意識でラクに楽しく話すトレーニングをしています ※

私、学生時代、本当に滑舌が悪かったんです。
なんとアナウンサーになっても、「おはようございます」が言えませんでした(涙)

苦悩の日々…、どうしたらうまく言えるのかずっと悩んでいました。
何年も自己流で繰り返し練習をして、ようやく滑舌が良くなりました。

私は随分時間がかかったのですが、今回は、長年ボイトレやってわかった滑舌を良くするポイントの一つをお伝えいたします。

「息がもれる」ことが、言葉を曖昧にします。

息がもれるとき、一緒に言葉も流れ出てしまいます。
これが滑舌が悪くなる原因の一つかなと思います。
今回は、息もれを直すことで滑舌を良くする方法に絞ってお伝えします。

「ご覧くださって、ありがとうございます」を練習しましょう。

息をもらしながら、そして、一生懸命言おうとすればするほど、言葉が曖昧になっていきます。

では、息を出さないように気をつけて話してみましょう。
私は、顔にラップを貼ったイメージで、息がもれない練習をおすすめしています。
一音一音はっきりと音にすることができます。

続いて、一文字一文字、ゆっくり発音する練習をしてみましょう。

ゆっくり発音する練習って、ちょと邪魔くさい気がしますが、ぜひやってみてください。
意外とゆっくり発音するのって難しいんです。

そのとき大切なのが、下腹の力です。
「1、2、サーン」と掛け声で後ろに意識を飛ばすと、勝手に下腹に力が入ります。
その力の入った状態をキープし、体が不動になるのをイメージして、無感情で、「ご、ら、ん、く、だ、さ、って」と言ってみましょう。

一度言えたら、もう少し速くして言ってみましょう。

言いにくい音のところで、下腹の力が緩んで、息がもれてしまいそうになるかもしれません。
私の場合、サ行が苦手なので、以前は「さ」で息もれになっていました。
そこで踏ん張って、息もれしないようにしっかり音にしてみましょう。

なぜ息がもれるのか?

それは、私がサ行が苦手と思いこんでいるからです。
反射的にサ行を言うときに体の力が抜け、息がもれてしまうのです。
苦手なときには、体に力が入らなくなるんですね。

また、別の意味では、苦手な音を息の勢いでさらっと言ってごまかしていたのかもしれません。
苦手な音はサラサラっと終わってしまえ〜!私の逃げ道です(汗)

いけません、いけません。

苦手な音は、息を飲み込むようにして、丁寧に言ってみましょう。
すると、言えた!っという瞬間がいつかやってきます。
言えた!と思った瞬間、それが自信になります。
この自信のスタンプを、自分の心の中にためていきましょう。
スタンプがたまるほど、滑舌の苦手意識が薄れてきます。

続いて、なめらかに言ってみる練習です。

あなたがすっぽり真空パックに入った感じで、感情が入らないロボット状態になってみます。
肩の力は抜いて「ご覧くださって、ありがとうございます」を、これまでより少し早く言ってみましょう。
一つ一つの音がぶつ切れにならず、均一につながっていきます。

ここで改めて、「1、2、サーン」の掛け声をやってみましょう。
これは、声の質を高めるためなので、できれば挑戦してみてください。

後ろに意識を置くことで、厚みのある人間の声になります。
意識が前にあって息がもれていたときとは、音の質が違います。
大きな声を出す発声トレーニングを何度もやったから自分のものになるというものではなく、後ろに意識を置いたことで、声の質が変わるのです。

さて、会話の最中に、意識を後ろに置いたまま話ができるかどうかと心配になりますが、まずは息をもらさないで、あまり感情を入れないで話すようにしてみましょう。
感情が入ると、苦手なところで安定した声が出せなくなります。

初めは、ぎこちない感じがするかもしれませんが、慣れると話しやすくなると思います。
さらに練習していくと、自由な気分で話せるようになります。
すると話すことが少しずつ好きになっていきます。

滑舌を良くするには、後ろに意識を置いて、音の粒を揃えてゆっくり話す練習をし、真空パックに入ったように感情を入れずに不動で話してみましょう。

さらにっと後ろに意識を持っていくと、厚みのある音になっていきます。

あなたの苦手な言葉で、ぜひ練習してみてください。

池本美代子YouTubeチャンネル https://www.youtube.com/user/miyomin

※ 俯瞰で話すボイストレーナー 池本美代子 ※
「スピリット・ボイス」は、「俯瞰(ふかん・上から全体を見る)」に意識をおいて話すボイストレーニング法です。

「意識を変えるだけで勝手にいい声になる」スピリット・ボイスは、
あなたがさらにあなたらしくなるボイストレーニングです。 

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