【声のトーンで場が変わる!The tone of voice changes the place】ボイスブログ35
※ ラポール・ボイス(元スピリット・ボイス)は、ネガティブなことを考えてしまいがちな目の前の意識を、「1、2、サーン」の掛け声で、自分の後ろ斜め上30センチに飛ばし、俯瞰の意識で心を開放して話すボイストレーニングです ※
高めの声と低めの声、何が違うの?
高い声、低い声、それぞれ与える印象は大きく異なります。
例えば、高めの声で話すと「元気で明るい印象」を与え、低めの声で話すと「落ち着いていて安心感のある印象」を与えることができます。
声の高さを意識的に調整するだけで、その場の空気を自分の狙ったイメージに変えることができるのです。
高めの声を使う場面
「今日はみんなで元気よくがんばりましょう!」という雰囲気を作りたい場合は、高めの声がおすすめです。
例えば、「こんにちは!」と明るく元気な高めの声で始めることで、聞いている人に「今日は元気に活動する日だ!」という印象を与えることができます。
たった一言で会場の空気が決まってしまうので、声の高さはとても重要なのです。
低めの声を使う場面
一方、「落ち着いてゆっくり話をしたい」「真剣に物事を考えたい」という場合は、低めの声を使ってみましょう。
低めの声を出すには、座っている椅子の座面に意識を向けて、少し重心を下に置くような感覚で話してみると自然に低く安定した声が出ます。
「こんにちは」と落ち着いた低めの声で話すことで、聞いている人も自然に落ち着き、「これから真剣に取り組む時間だな」と認識してくれるようになります。
声を使い分けてTPOに合った印象作りを
声の高さをTPO(時と場所と場合)に合わせて使い分けることで、自分の与える印象をよりよくコントロールできます。
- 明るく元気に盛り上げたい時は高めの声
- 落ち着いて真剣な空気を作りたい時は低めの声
あなたもぜひ、声の高さを意識した自己紹介や発言を試してみてください。
最初の一言で、その場の雰囲気を自在に操れることにきっと驚くはずです。
ぜひチャレンジしてみてください。
池本美代子YouTubeチャンネル youtube.com/@miyomin
※ 俯瞰で話すボイストレーナー 池本美代子 ※
「ラポール・ボイス」は、「俯瞰(ふかん・上から全体を見る)」に意識をおいて話すボイストレーニング法です。
「意識を変えるだけで勝手にいい声になる」ラポール・ボイスは、あなたがさらにあなたらしくなるボイストレーニングです。